「ストレスは体によくない」これは昔からよく言われていることです。

ストレスは多くの疾患の要因とされていますが、脳卒中の発症にも関係していると言われています。

これはストレスによって交感神経を刺激され、高血圧になる危険因子というわけです。

でもストレスが身体によくないとは分かっていても、生活していくうえでストレスをまったく無くすことは不可能でしょう。

ではストレスとどう付き合っていくのがよいのでしょうか。








◆ ストレスはいろんな生活習慣に影響を与える。

ストレスがたまるとどうなりますか?

ある人は過食に走る。

ある人はイライラして怒りっぽくなる。

ある人はお酒に走る。

・・・・・

ちなみに私は過食に走ります(´Д`)

身体に悪いと分かっちゃいるけど、ストレスが溜まるとついつい食べ過ぎてしまいます。


このようにストレスは生活習慣に影響を与えます。

タバコの本数が増えるとかが分かりやすいかもしれません。

こうした悪い生活習慣をしやすくなってしまうことで、健康被害のリスクが高くなります。

糖尿病や高血圧や心疾患、そのなかに脳卒中もあるということです。


ですから、直接脳卒中になるというよりかは、過度のストレスによって生活習慣が悪くなり、それが長年続くことによって脳卒中などを引き起こすと考えられます。

ストレスは免疫系にも作用します。ストレスによって免疫が下がり、普段なら罹らない病気になってしまうこともあります。


なので脳卒中も怖いのですが、他のいろいろな病気を引き起こすリスクもあることを知っておいてください。


◆ やりたいことをやるのが本当は一番ストレスになりにくい。

これができればすごいことです。

私たちはやりたくないことや出来れば避けたいことを日々やっているでしょう。

私は看護師になる前はビジネスマンでしたから、毎日顧客からのクレームや無理難題と格闘していました。

嫌なこともしないといけません。


しかし、ストレスは悪い事ばかりではありません。

適度なストレスは脳を刺激します。ストレスに強いのは、脳の前頭葉の強さでもあります。

ストレスに耐えて乗り越えたら、耐性がつきます。

たとえば上司や顧客から怒られたとします。その時はへこみます。そりゃそうですよね。

でも耐性がつくと、たとえへこんでも回復するのが早くなります。

へこんでも早く頭を切り替えることができるようになります。


日々のストレスから身を守るのは、やはりやりたいことをやるに限ります。

休日はできれば家でゴロゴロするのではなく、外に出て好きなことをするのが理想です。

「家でゴロゴロするのが趣味なんです」と言われれば私は何と答えていいか分かりませんが。


笑いもいいです。

笑いの効果は広く認められるようになりました。

笑いはストレスを解消し、免疫を高めると言われています。

近年は「笑い療法士」という資格まであります。

一般社団法人 癒しの環境研究会


生きがいがある人はハツラツとしていますし、誰かの役に立っているとやりがいを感じている人もハツラツとしています。


ストレスをゼロにすることは難しいですが、できるだけ溜め込まないように、うまく付き合っていきたいものですね。

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それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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