そうです。医師以外の人からみたら医師は圧倒的に強い立場です。王様です。殿様です。医療機関で働く医師以外の医療従事者もそう思っています。もちろん、我々は医師に相談や意見交換をしたりしますが、法律で「医師の指示」の下でやることがほとんどなので権限が全く違います。 https://t.co/VhyHLh6HH8
— ふるたによしひさ@看護師×医療Webメディア (@yoshihisanurse) August 3, 2022
医師以外の医療従事者は、医師の圧倒的権力を日々受けています。
これは良い悪いのことではありません。
業務上のことは圧倒的に医師が強いのです。
◆ 法律上そうなる
これは良い悪いではなく、法律上そうなっているので仕方ないのです。
医療は医師に圧倒的に権限があります。
「業務独占資格」と言いまして、その資格を持った人しかその仕事ができないからです。
医業は医師が「業務独占資格」です。
看護は看護師が「業務独占資格」です。
診察や診断や治療などで生業をするのは、業務独占資格の医師だけということです。
看護は看護師の業務独占です。
看護は看護師以外の人はできません。
ただし、医師や患者の家族はこの限りではありません。
たとえば理学療法士が患者さんの看護をすることはできないのです。
医療は医師が独占している権限が圧倒的に強いので、病院のなかでは殿様です。
◆ 医師に絶対服従
法律上医師の権限は大きく強いですので、医療スタッフは医師の指示は絶対です。
絶対服従です。
法律上そうなっていますから。
王様です。殿様です。
こうなると、主治医が休みの時や夜間は判断に困ることがあります。
当直医に相談しても「それは主治医に聞いて」と言われることがあります。
超困ります。
いやいやいや、主治医がいないからあなたに聞いているのに。
どうも医師の間にもいろいろあるようです。
「あの患者の主治医は私だ。いくら当直医だからといって勝手に指示をするな」
という医師がいるようです。
なので、危険を察知した当直医は後から主治医に怒られるのを嫌がり、その場で指示をくれないことがあります。
こういうのに巻き込まれるのが看護師です。
◆ 業務独占資格はやっぱり強い
その資格保持者でないとできない職業が、業務独占資格です。
医師、看護師、薬剤師、弁護士、一級建築士などです。
これとは別に「名称独占資格」があります。
資格を持っていない人はその資格名を名乗れないというものです。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士、社会福祉士などです。
理学療法士の資格を持っていない人が「私は理学療法士だ」と名乗れませんが、リハビリはできます。
なので、ボクは看護師ですが理学療法士の仕事もできます。
理学療法士なみの効果があるかどうかは別として、リハビリをすることはできます。
ただし、ボクは「私は理学療法士だ」と名乗って仕事はできません。
これが名称独占資格です。
看護師は「業務独占資格」と「名称独占資格」の両方を持つ資格です。
看護師以外の人は「私は看護師だ」と名乗れませんし、看護をすることができません。
リハビリ以外の時間に、看護師が病棟で患者のリハビリをおこなうことがありますが、それは法律上看護師もリハビリができるからです。
ボクは、病棟で患者さんの自主リハビリを一緒にサポートするが好きです。
看護もリハビリもできる看護師としてもっと精進していかないと。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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