DNRって知っていらっしゃいますか?患者さんの容態が急変などして
人工呼吸器や胸骨圧迫(心臓マッサージとも言います)が必要になったとき、高齢者や癌の終末期とかで
そのような処置を行わないことです。消極的安楽死の一種です。
— Dr_GERD (@Dr_GERD777) March 19, 2019
医療ドラマが多いけど
見たいような見たくないような。
希望としては
高齢患者にはDNRとか
無駄に延命しないとか
そういうやつやってほしいんやけど。
医療技術で助かるやつとか
もういらん。
尊厳死とかそういうテーマにしてよ。
え?重い?
ハッピーエンドじゃないとあかんの?
— にゃーす@激おこnurse* (@nurse72213220) January 6, 2020
本人希望でDNRのAAA患者からナースコールあったので訪室したらすぐレベル・血圧低下し15分後には心停止、呼吸停止…破裂はもはや仕方ないけど、もうちょっと上手く疼痛コントロールできてたら最後は楽に逝けたのでは…とか考えてしまうな~~
DNR(延命処置拒否)は、ちゃんと定義があります。
延命処置をしないだけで、他のことはします。
点滴するし、栄養も入れます。
もしものとき延命をしない、ということなので、それ以外のことはします。
…のはずなのですが。
ボクの経験上、これは担当医師のさじ加減のようです(爆)
ある医師は
「この患者はDNRだし、点滴もしない。何もしない」
ある医師は
「DNRだけれども、フルコースで処置をする」
ある医師は
「急性期へ送り帰す(そこで治療してもらう)」
ある医師は
「モニター監視して、危なくなったら家族呼んで」
まだまだありますが、
DNRの患者の対応は医師によってまちまちです。
DNRなのに挿管したり。
定義では「延命処置拒否」なので、それ以外のことはする。
危ないときに生き返らすようなことや、命を持たせるようなことはしないはずです。
それなのに「延命処置」をする医師はいます。
逆に、補液や内服薬や酸素など、延命処置以外のことを減らす医師もいます。
点滴を減らされ、通常の療養生活も難しくなり死を早めているかのようなケースもあります。
(これが「自然だ」と言われれば、そうかもしれませんが…)
(これが「自然だ」と言われれば、そうかもしれませんが…)
でもこれは、本当に難しいことです。
なぜなら人の意思はその時その場によって、変わるからです。
家族も、いざという時、考えが変わって「やっぱり徹底的に助けて欲しい」と言われることもあります。
それはそれでいいと思います。
でもDNRの患者なのに、おもいっきり延命処置をする医師がいるので、現場の看護師は「???」と混乱します。
助けるのは無条件でいいことじゃないか、と思う人もいるでしょう。
しかし、いろんなチューブにつながれて、挿管されて、死にそうなのに死ねない。
最後は苦痛をできるだけ取り除くという趣旨なのに…。
DNRの定義はネットで調べたらどれも同じ内容で出てきます。
しかし現場の対応はまちまち。
いまだによく分からないよ、DNRって。
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