高齢になると性欲はなくなる?
いえ、ありますよ。
介護施設などで働いている介護士さんは、セクハラ被害にあっています。これは珍しいことではなく、日常的にあるんです。
病院でもあります。
今まではそんなことを言ったりしたりしなかったのに、急に不意を突かれて触られるということは、けっこうあるんです。
女性スタッフも急なことで不意を突かれるので、びっくりしてしまう。
なかにはショックを受けてもうその人のケアはしたくないと思ってしまいます。当然ですよね。
こうした高齢者のセクハラ被害は後を絶たない。
これが原因で辞めてしまう職員も多い、その実態は。
◆ セクハラしたら次から男性スタッフで対応する。
セクハラをする患者や利用者には、男性スタッフが対応する。これが王道です。
突然自分の周りには男性スタッフばかり来るようになったら、それはあなたがセクハラをしたから。
さみしいと感じるかもしれませんが、それは自業自得です。
被害にあった女性スタッフだけでなく、他の女性スタッフも恐怖を感じているので仕方ありません。
夜勤もその患者だけ、男性スタッフが対応するようにします。
夜勤はただでさえ人手が少ないのに、男性スタッフしか対応できないとなると、ますます業務が大変になります。
頼むで!男性患者さんたち!変なことは止めてよ。もういい歳した大人なんだから。
◆ セクハラ被害者のショックは大きい。
セクハラ被害に遭った女性スタッフの心の傷は大きい。
それが原因で辞めてしまうこともあります。辞めても心の傷は残ります。
腹立たしいのは、セクハラをした高齢患者には自分がとても悪いことをしたという自覚がないことです。被害女性は出勤もできない、したくないくらいの傷なのに、セクハラをした患者はいつもどおりリハビリをしたりご飯を食べたりしている。その姿を見ると本当に怒りしかありません。
男が考える以上にセクハラの傷は大きいと知っておくことです。
◆ 不用意に相手のパーソナルスペースに入らない。
ケアをする仕事だとなかなかそうはいかないでしょうが、不必要に間合いに入らないことです。
ケアをしている時以外でも、触ってくるからです。
「この患者、怪しい」「そのうちやりそうだ」と危険を感じたら遠慮なく上司に相談するといいです。
みんなでマークするのがいいと思います。
私も同僚の女性スタッフが患者からセクハラ被害にあったのを、たくさん見てきました。
世の中にはどうしようもない「エロじじい」がいるんです。
言葉は悪いですが、エロじじいです。
介護士さんへの患者さんの暴力行為やセクハラって即退去ってわけにもいかないし……被害届出しても介護が必要な高齢者を警察が取り調べて起訴できるかというと疑問だし、どうすりゃいいんだろうか。行き詰まってるよなー
— 3パック98円冷奴 (@3p98touhu) September 16, 2019
セクハラ被害が発生しても、もみ消されるケースもあります。
スタッフ側が弱いという現実があります。しかし犯罪ですから、「ちょっと触っただけだろう?」なんて軽く考えて欲しくないんです。
普段そんな素振りがなくても、ある日セクハラをすることがありますから、やはり普段から不必要に患者のパーソナルゾーンに入らないように自己防衛をすることが被害を最小限にとどめることだと思います。
でもそんなことをしなきゃいけないなんて悲しいし、患者側の意識を変えていかなくてはいけないと考えます。
セクハラは犯罪
これをみんなが共通の認識でいたいものです。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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