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おすすめ・使った感想のカテゴリ記事一覧

以前は脳神経外科(脳卒中)の急性期病棟で勤務していました。読めば役立つ、現役ナースだから書ける旬な情報。看護師だけでなく一般の方も分かりやすく為になる記事です。

カテゴリ:おすすめ・使った感想

【おすすめ本感想】「必修問題ファイナルチェック360問」で必修問題はクリアできる。

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看護師国家試験の必修問題対策はこれがおすすめ。

私がこの問題集を最初に手に取って、いくつかの問題をパラパラっとやってみましたが、これをやり込めば必修問題は余裕でクリアできます。


❙ 「必修問題ファイナルチェック」で必修問題はクリアできます。



まず最初に言っておきますが、この問題集は今年(2020年度)の看護師国家試験に対応しているものですが、来年や再来年も使えます。

これは間違いありません。

というのは、必修問題は毎年そんなに変わらないからです。もちろん多少は傾向がありますが、大きく変わりません。基本的なことを聞かれるというセオリーは変りません。

なので、毎年買わなくてもよくて、そこを気にするよりかは、「とにかくやり込め!」ということです。


この問題集は360問の予想問題が入っています。

これだけの数をこなせば、まず合格圏内に入れるでしょう。

やるだけじゃあダメですよ。単にホイホイと流していくだけじゃダメです。


設問と解説を覚えるくらいやり込む


これをしないと意味がありません。

もうね、問題から答えから解説から、全部覚えてしまうほど繰り返しやるんです。

【表紙に(8割以上の得点を確実にする!)って書いてあるけど、こんだけのしっかりした内容なら9割いけるって!】


めちゃくちゃ実力が上がります。
必修問題は9割以上解けるでしょう。


❙ 過去問をやるのは当たり前。その上でこれをやること。



過去問をしっかりやるのは当たり前です。

それは手を抜かずにやる。

必修問題は8割解けないと、もうそれだけで不合格決定です。

必修問題の過去問をしっかりやると、おそらく8割は解けるレベルになるでしょう。

ただし、ここでも言いますが、設問と解説を暗記するくらいやり込むことが前提ですよ。


私は過去問を暗記するくらいやり込みました。

するとやっぱり8割くらい解けるようになります。

どんな模擬テストでも、それくらい解けるようになります。


でも本番で8割とれても、ギリギリで不安じゃないですか。最低8割以上だ。

本番では9割は欲しい。

9割取れたらまず大丈夫。めちゃくちゃ安心感があるでしょ?


そのためにこの「必修問題ファイナルチェック360問」があります。

これやっとけば8割どころか9割以上いけるって!


❙ 自分の実力を確かなものにしよう。


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誰でもそうでしょう?不安なまま本番試験に臨みたくないですよね。

やっぱり自分の実力を合格圏内に確実に持っていきたいですよね。


過去問をベースに予想問題360問が作られていますので、この一冊で「過去問+予想問題」を押さえることが可能です。

最強じゃない!


私も実際に解いているので、分かります。

2月中旬にいよいよ本番!

必修問題の過去問はもうさんざんやった、という人には更なる実力を。

必修問題の過去問をまだ押さえ切れていなくて焦っている、という人はもうこれ一冊でもOK。ただし、ある程度過去問をやった人ですからね。まったく過去問ができていないのに、いきなりこれに手を出さない事!


過去問は超大事です。

その過去問から生まれた黄金の予想問題がここに。

必修問題の過去問が解ける実力を「8割解けるから安心合格圏」にしてくれるのが、この一冊です。


必修問題は頂きだー!



受験シーズンは体調を整えることが超大事です。
せっかく勉強してきたのに、本番でパフォーマンスが発揮できなかったら意味ないからね。

そこで、体調管理におすすめ3選は、これ!

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それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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【おおすすめ本感想】「ぼくはやっと認知症のことがわかった」

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本屋でウロウロしていてふと目に留まった本がありました。

本の背のタイトルだけを読むとたぶん気が付かなかったであろうその本は、たまたま表紙を向けて棚に展示されていたので足が止まりました。

長谷川式スケール… 長谷川和夫…!!

えっ、これって、あの長谷川式スケールを作ったご本人⁈

認知症になったのか…そうなのか…あの認知症の大家が、自ら認知症になったのか。


私は看護師であり認知症ケア専門士であり、普段の仕事で認知症かどうかをはかるスケールである「長谷川式スケール」をよく使っています。とてもとても馴染みのあるスケールです。

これは非常に読みたくなりました。いや、読むべきでしょう。

長谷川先生は長谷川式スケールを開発したご本人。自ら認知症になった今、何を語っているのか?


◆ 長谷川式スケールとは?



長谷川式スケールは認知症の診断の物差しとなる認知症機能検査のことで、正式には「長谷川式簡易知能評価スケール」といいます。普段は「長谷川式スケール」とか単に「長谷川式」と言って医療現場で使われています。

スケールは「物差し」という意味です。

認知症の診断にはこのほかにMRI画像診断など複数の検査をして専門医が総合的に診断をします。

長谷川式スケールだけで「認知症です」と診断するわけではありません。


1974年に公表され、1991年に改定版が出されました。いまでも全国の医療機関で改定版がよく使われています。

「今日は何月何日ですか?」「ここはどこですか?」と質問している、アレです。


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一人でするものではありませんから、ご参考程度に。あときちんと学んでいないと採点するときに「これって、0点なの?1点なの?」と判断に迷うことがあります。なので通常は医療機関で受けるので、一般家庭で使うものではありません。

右欄の数字が点数です。0→0点、1→1点、4→4点、5→5点ということです。

満点は30点。20点以下の場合、認知症の疑いがあります。


本書ではこの長谷川式スケールの開発秘話もあります。


◆ 認知症の大家が自ら認知症になって分かったこと



認知症を長年専門的にやってこられた方でも、実際に認知症になってみないと分からないことってあるんですね。

著者の長谷川先生が、自分が認知症になって初めてわかったことがいくつもあるそうです。

1つ挙げると、

認知症は「固定されたものではない」ということです。

波があるんです。

普通の状態のときと連続性を持って暮らしていますが、いい時と悪い時の波があります。

たとえば朝は頭がシャキッとして調子がいいのですが、夕方になると自分がどこにいるのか、何をしているのか分からなくなる。一日の内でも波があるのです。

そういうことが、自分が認知症になって初めて身をもって分かってきたと述べています。

もちろん、人によって認知症のタイプも症状も現れ方もいろいろですので、皆が皆、著者のようではないかもしれません。


専門医であるボク自身、認知症になったらそれはもう変わらない、不変的なものだと思っていた。これほどよくなったり、悪くなったりというグラデーションがあるとは、考えてもみなかった。

と述べています。


認知症にいったんなってしまったら終わりではないということを、みなさんにぜひ知ってもらえたらと思います。


認知症になったからといって、突然人が変わるということではありません。

連続した日々の生活の延長線上に、今があります。


◆ 著者は「自分は認知症ではないか?」と気が付いた


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多くは病識がないので、認知症の人は自分が認知症とは気付いていないことがよくあります。

認知症になるのは徐々になるし、痛みもないし、日々の生活の連続性のなかで少しずつ病気が進行していきますので、気が付かないことが多いのです。


でも長谷川先生は「どうやら自分は認知症になったのではないか」と2016年頃に思い始めたそうです。


「確かさ」が揺らぎ、約束を忘れてしまうといったことが増えてきて、自分の長い診療経験から、「これは年相応のもの忘れではなく、認知症にちがいない」と思うに至りました。


厚生労働省の調査では、団塊の世代が全員75歳以上になる2025年には認知症患者は約700万人になると推計されています。高齢者のじつに5人に1人がなるとされています。


長寿化によって「人生百年時代」と広く言われるようになってきました。

80代、90代と年齢を重ねるとともに認知症になる人が増え、百歳を過ぎるとほとんどの人が認知症になるといってもよいと思います。
だから、ボクが認知症になるのも、それほど不自然なことではないと思うのです。


認知症は、決して人ごとではないのです。



2017年11月、長谷川先生は「自分は認知症になった」と自ら公表されました。当時88歳。


2020年2月に91歳になられる現在も、聖マリアンナ医科大学名誉教授としてご活躍されています。


認知症の第一人者が自ら認知症になったことで分かったこと。

自らデイサービスやショートステイを経験して分かったこと。

ご家族に認知症の方がいるとか、認知症に関わっている方には特に興味深い内容ですし、心得ておきたいことがたくさん書いてあります。



本書のなかに認知症予防について2019年5月に世界保健機関(WHO)が発表した最新の認知症予防に関する資料が載っています。


食生活では、①魚をたくさん食べる、②ナッツ類、③オリーブオイル、④コーヒーも認知症予防に効果的だとした。




それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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【おすすめ本感想】『ケーキの切れない非行少年たち』は、読めば衝撃の内容だった

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タイトルにもあるように、この本は非行少年たちのことを書いています。

著者の宮口幸治氏は精神科医です。

公立精神科病院勤務のあと、医療少年院で働くことになり、著者は犯罪を犯した少年たちに関わっていきます。

そこで衝撃の経験をすることになるのです。

私も読んで、衝撃を受けました。


◆ 【感想】『ケーキの切れない非行少年たち』は、読めば衝撃の内容だった



今まで私はおすすめ本をご紹介しましたが、どれもネタばれしないように注意しながら紹介をしてきました。

しかし、この本は衝撃すぎて、書いているとネタばれしそうで怖い…。


ある少年に模写をしてもらいます。一つの複雑図形を見ながら手元の紙に写すという課題です。

彼はすんなりと課題に一生懸命とりくんでくれたのですが、そこで生涯忘れ得ない衝撃的な体験をしました。

彼が模写した図形は、元の図形と全く違うゆがんだ図形を書きました。

これを見た時のショックはいまだに忘れられません。中略:このように歪んで見えるということは、”世の中のこと全てが歪んで見えている可能性がある”ということなのです。


そして見る力がこれだけ弱いとおそらく聞く力もかなり弱くて、我々大人のいう事がほとんど聞き取れないか、聞き取れてもゆがんで聞こえている可能性があるのです。


宮口氏は”ひょっとしたら、これが彼の非行の原因になっているのではないか”と直感したというのです。

これは彼が今まで、どれほど生きにくい生活をしていたのかを示唆しています。

これを何とかしないと彼の再非行は防げない、と宮口氏は言っています。


非行少年のなかで何が起きているのか?

気づかずに「不真面目だ」「やる気がない」と厳しい指導をしていても、かえって悪くなるだけ。


凶悪犯罪をおこなった少年に、なぜそんなことをおこなったのかと尋ねても、難しすぎてその理由を答えられないという子がかなりいたのです。


更生のためには、自分のやった非行としっかりと向き合うこと、被害者のことも考えて内省すること、自己洞察などが必要ですが、そもそもその力がないのです。
つまり、「反省以前の問題」なのです。


これでは被害者も浮かばれませんよね。


◆ 非行少年に共通する特徴がある。



簡単な足し算や引き算ができない。

漢字が読めない。

簡単な図形を写せない。

短い文章すら復唱できない。


こうした少年が医療少年院に多くいます。


見る力、聞く力、見えないものを想像する力がとても弱く、そのせいで勉強が苦手というだけでなく、話を聞き間違えたり、周りの状況が読めなくて対人関係で失敗したり、イジメに遭ったりしていたんです。
それが非行の原因にもなっている。


日本地図をみて、「自分の住んでいるところはどこ?」と聞いても分からない。

「今の総理大臣は誰?」と聞いても、分からない。

でも、そのような彼らに、”苦手なことは?”と聞くと、みんな口をそろえて

「勉強」「人と話すこと」

と答えるそうです。


しかし、このような非行少年たちは小学校では「厄介な子」として扱われるだけで、支援が必要であっても気づかれることはほとんどない。


学校で「厄介な子」としてだけ扱われた少年たちが、そのまま社会に出てさらに高度なことを求められるが、結局できない。

後先のことを想像する力もないので、盗むとか殴るとか、簡単にできることをやる。

そして反省する力がないので、周りからみるとまるで反省していないかのように見える。


これは本当に難しい問題です。

学校の先生も親も、気付かないんです。

支援なしに、そのまま社会に出してしまう。

宮口氏は勉強ができないとされる彼らも、実は勉強に飢えていると言います。

でも「できない子」として適切な支援なしに、そのまま脱落していくのです。


◆ 子どもへの社会面、学習面、身体面の三支援を。



通常、非行少年の面接では、

「なぜ非行をやったのか」

「被害者に対してどう思っているのか」

ということをメインに聞くことが多いのですが、実はそういうことを聞いても更生にはあまり役に立たないことが分ってきたそうです。


非行少年たちには三支援が必要です。


もう、目から鱗。


そうだったのか…


私も知らないことだらけ。とても勉強になりました。


勉強は受験のためだけではなく、設問の意味するところを読み取る能力や、想像力をフル回転してどの漢字や単語を当てはめるのか、要約する能力、どの公式を使えば解けるのか、これを鍛えることで「人間形成」をしているんです。


教育の大切さがよく分かりますし、自己への気づきと自己評価の向上がカギなのですね。


まだ読まれていない方はぜひその衝撃を感じてください。

薄い本ですので、サクッと読めます。

そして単に勉強ができない子ということでは解決しないし、単に反省を求めてもダメという難しい現実があることを知ることになります。本著には”対策”も書いてあります。

教育に携わる方だけでなく、子どもの教育に関心がある方にぜひ読んでいただきたい一冊です。



本著『ケーキの切れない非行少年たち』のなかに出てくる故・岡本茂樹氏の著書です。
タイトルが、これまた衝撃的。あわせて読みたい!


それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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【おすすめ本】小池一夫著 「自分のせいだと思わない。」‐ 人生を潤す言葉のシャワーを浴びる

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今年、亡くなった方で個人的にとても心に残っている一人に、小池一夫さんがいます。

2019年4月17日、肺炎が原因で永眠されました。享年82歳。

小池さんは「子連れ狼」の原作者で有名ですね。


漫画家、作詞家、作家、脚本家など多彩な才能を発揮された方です。


小池一夫先生がツイッターを始められたのが2010年3月。当時73歳。

73歳からツイッターを始められ、人生の道しるべともいえる言葉をたくさん残されています。

小池先生のツイートで、どれほどの人が救われたことでしょう。

フォロワー数は88万人。生前は90万人を超えていました。

亡くなった今でも、88万人がフォローしています。


亡くなる当日4月17日にもツイートしています。

最後の最後まで言葉を残してくださいました。


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小池先生の言葉には人生の本質が詰まっているように思うんです。


元気のない時は、元気をもらえる。

うれしい時は、もっと人生が楽しくなる。

迷ったら、道を教えてくれる。


自分の心地いい居場所がツイッター上にあるんです。

小池先生の言葉はどれも心に響きます。

どれもステキなのですが、ほんのちょっとだけご紹介します。


◆ 人生、迷うことがあれば小池先生のところへ行こう。



























◆ 小池一夫先生のツイッターアカウントはまだ残っています。






わたしがツイッターを始めたのが2018年11月。

小池一夫先生のツイートに出会ったことに感謝しています。

ツイッターってこんなにステキな言葉に触れることができるんだって、驚いたものです。

先生のアカウントはまだ残っています。

今までのツイートも全部残っています。

それが本になりました。

先生のツイートは今まで読んで読みまくってきましたが、買いました。

ふと読みたいときに読めるように。

本になっても同じ。

とても素敵なツイートです。これからもずっとずっと。



小池先生の233の言葉。人生のお供に



それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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実際に患者さんが使っているマジックハンド「New カラフルアイアンハンド」 - 軽いし、かなり便利じゃないか

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「なーんだ、おもちゃじゃないか」と思われるかもしれませんが、これ、麻痺などで体の不自由な方には重宝するものなのです。

「New カラフルアイアンハンド」(株式会社トイボックス製)

いわゆるマジックハンドです。


「でもマジックハンドって、何かモノをつかむものでしょ。結局おもちゃみたいだし、何がいいの?」


見た目はおもちゃみたいでも、機能はとてもいいんです。

麻痺がある50歳代の男性患者さんが病棟で実際に使っているのを、私も試しに使わせていただきました。

実は私も使うまでは「おもちゃだし、そんなに役に立つのかなぁ」と軽く思っていました。

でも使ってみると、分かりました。

めっちゃ役に立ちます!



◆ 床に落ちた硬貨が拾える


では実際にやってみました。この10円玉をアイアンハンドでつかんでみましょう。

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いきますよー。

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よっ!

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ほら、つかめました。一発でつかめましたよ。

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念のため、100円玉も挑戦(笑)

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いざ!

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ほいっ!やっぱり、ちゃんとつかめますヽ(^o^)丿

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マジックハンドって、そこそこの大きさのある物しかつかめないと思っていました。

でもこれ、物をつかむハンドの部分(黒いところ)がゴム製になっていて、つかんでも滑らないんです。

先端が滑り止め付きなので、細かなものでも、しっかりつかんでくれます。


◆ 1枚のティッシュペーパーも拾える


持ち主の患者さんが教えてくれました。

「これでティッシュペーパーも拾えるんですよ」


なぬぅー、ティッシュも拾えるとな。

コインをつかんだら試すのは終わろうと思っていましたが、せっかくなのでティッシュも拾ってみましょう。

では、ティッシュはどうか?

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おっ、先端が滑り止めのゴムが付いているので、簡単にめくれる。紙が滑らないな。

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ほぉー、しっかりつかめました。ティシュを落とす気配はありません(*^^)v

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麻痺や体力低下があると、健常者だと簡単にできることができません。

でも、ちょっとした助けがあるとできたりします。


わざわざティッシュを拾うためだけに、人を呼ぶのは忍びない。


そういった時、このNewカラフルアイアンハンドがあれば、もう大丈夫。


しかもコインのような軽いものだけをつかめるのではなく、カーテンを閉めるといったそこそこ重いものでもしっかりホールドしてくれます。

先端の黒い部分がゴム製です。しかもギザギザ付きでさらに滑りにくく加工してあります。

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◆ 軽くて腕がつかれない、引き金も軽くて指がつかれない


握るところはこんな感じです。

引き金は軽くて、握力の弱い方でも大丈夫です。

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引き金がどれくらい軽いかというと…

指1本でも引けちゃいます!これはうれしい。

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こんなに軽く引けるのなら、指に麻痺がある方や握力が弱い方でもできそうですね。

実際、麻痺のある患者さんが使っていますので、試してみる価値ありです。


引く力が弱くてすむというのは、重要なポイントです。

なぜなら握っている途中で指が疲れて離してしまうと、床に落としてしまい、場合によっては危ないからです。


弱い力で引ける、これ超重要です。


◆ 安い。今なら5%還元対象品


1本1,000円~1,200円


しかも今なら5%還元対象品ですよ。

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Amazonのほうが送料が楽天より安いな。プライム会員なら送料無料だし。

おっ、楽天なら最安1,000円に加えて5%還元やってる…。しかも50ポイントも付くなんて。


5%還元キャンペーン期間は来年6月30日まで。キャッシュレス決済が対象です。

後にしていたら忘れそうなので、買うなら今のうちに買いましょう。


おもちゃみたいで使うのは恥ずかしい…そんな気持ちは不要です。

使っているうちに人の目は気にならなくなります。

周りの人も、慣れてくるので何とも思わなくなります。

なにしろ、50歳代の男性が恥ずかしがらずに、堂々と使っているんですから。

そんなことよりも、ストレスを軽減して暮らしていくほうが有益です。


ベッドにいるとき、イスに座っているとき、これがあれば安全にモノをつかむことができます。

そうです。安全第一なのです。

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「ぴんとこなーす」おすすめナースのまんが 読んだ感想は「ナースあるあるにハマる」

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ナースの日常を描いたマンガ「ぴんとこなーす」ぷろぺら著 (いそっぷ社)。

これが面白いんです。

看護師あるあるネタ満載(笑)


医療系のマンガはいろいろありますが、「コウノドリ」や「ブラックジャックによろしく」などシリアスな側面にフォーカスしたものもあって、グイグイ引き込まれていきますよね。


この「ぴんとこなーす」はクスっと笑えるネタが満載ですが、ときおり、シリアスなテーマも取り上げています。

病棟の患者さんは一人一人事情が違いますし、家族背景や生活、持病などさまざま。そこには考えさせられる人間関係があります。いろんな患者さんと関わっていくなかで、ナースは成長していくんです。



◆ 毎日の業務を「つらい」から「楽しい」に変えてくれるエピソードがいっぱい。

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ナースのお仕事は毎日大変。

一つの病棟にいろんな患者さんがいらっしゃいます。つらいことも多い。でもね、看護がやりたいから看護師になった人たちですから、患者さんと関わるのは基本的に好きなんです。いや、そう信じたい。


つらいなかにも、クスっと笑えるエピソードで、ちょっとほっこりできたらいいですよね。


基本的に4コマまんが形式が多いのですが、ときにちょっと長めのエピソードも混じっています。


◆ ときに考えされられ、ホロリとなるエピソードも。

やはり人の生死に関わる仕事ですから、「死」は避けられない。いままで看病をしてきた患者さんがお亡くなりになるのはナースたちも悲しい。涙は見せないかもしれませんが、心で泣いているナースは多いのではないでしょうか。


ナースのお仕事のリアルをクスっと笑えるように描いているので、ページがどんどん進みます(笑)

本自体は薄い(1巻は127P)ので、しかも4コマまんがなのでサクッと読めます。

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リアル看護師を垣間見れる「ぴんとこなーす」は、現役ナースだけでなく、一般の方やこれから看護師を目指したい方にも、看護師のあるあるがよく分かる楽しいマンガです。

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あなたも「ナースあるある」の世界にハマってみませんか。



それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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「キレる!」中野信子著 読んだ感想:キレる相手のメカニズムと対処法、上手く付き合っていくには。

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「理不尽なことで上司にキレられたのに、反論できなかった」

「クライアントに無理難題を押し付けられて、結局相手の言いなりになってしまった」

「思春期の子どもが反抗期、攻撃的になり、毎日腫れものに触るようだ」


こんな経験はありませんか?

また、


「娘と口論になると、ひどいキレ方をしてしまう」

「不安になると攻撃的になってキレてしまう」

「昔は温厚だった両親が、歳を重ねるにつれ怒りっぽくなった」


こうしたキレることに遭遇したことはあると思います。

キレるとは、怒りの感情が我慢の限界を超えて一気に露わになる様子です。激昂とか激高と同義語です。


著者の中野信子氏は、TVなどでもよくお見掛けする「脳科学者」です。

仕事でキレる人の対応や上司と関わり方、家族問題など、著者が脳科学者としての視点から解説しています。

こういう本は、教育者や心理学者、精神科医などが書きそうなテーマですが、脳科学者が書いているという点が、この本が他とは大きく違うところです。

最新の脳科学から「キレる!」ことにアプローチをし、対処法や活用法などを紹介し賢く生きることを教えてくれる本です。



◆ キレる人の脳内で起こっていること。

これは脳科学者の得意とする分野ですね。

脳のことなんて何だか難しそう…と思うかもしれませんが、安心してください。

脳のことなんて全然知らなくっても分かりやすく解説しています。


格闘家やアスリートはある意味攻撃的な脳の回路に切り替わることが必要です。

試合中におだやかにいるなんてことは、ないです(笑)。

ヒトはアドレナリンやノルアドレナリンという物質が出てくるので、闘争モードになるんです。

アスリートをよく見ていると、試合前によく自分のほっぺたや太ももなどを手で「パンパン!」と叩いているシーンを見たことがあると思います。お相撲さんも塩を撒いたあとに自分の頬や体を「パンパン!」と叩くことがよくありますよね。あれ、アドレナリンを出すためにしているんです。いや、本人はそれを知ってか知らずかは分かりませんが、本能的に知っているのかもしれません。「さあ、やるぞ!」という時、自分を強く叩くことで、アドレナリンを出して闘争モードにしているのです。


おもしろいですね。

ね?脳科学を全然知らなくてもとっても分かりやすいから、どんどんページが進んでいきます。


◆ キレる人との付き合い方 12のケースから学べれる。

脳の中ではどんなことが起こっているのかの次は、具体例です。

この12のケースでは

「侮辱的な言葉で相手を貶めようとする、会社の同僚や上司」

「執拗なまでのあおり運転」

「家族だけに暴力的な人、児童虐待をしてしまう人」

「被害者意識が強く、すぐに難癖をつける『クレーマー』」

「疑い深く、キレやすい『暴走老人』」

など、他にもありますが、どれも興味深いテーマです。


これらのケースでは、脳科学的にどうして起こるのか?どう対応したらいいのか?ということだけでなく、心理学も用いて、私たちにキレる人の思考や行動を解説しています。


経験則だけでなく、脳科学と心理学から科学的に根拠ある解説ですので、読者も納得できますし、相手に説明をするときも自信を持って話せます。


なにより、同じテーマで悩んでいる方に解決の方向に導いてくれる対処法がたくさん書いてあります。

きっと同じようなことで悩んでいる人っているはずです。

この本を読むと、少しでも気持ちが軽くなるんじゃないでしょうか。


◆ 戦略的にキレる。キレる人に振り回されずに、キレ上手で賢く生きる。

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著者の中野信子さんがヨーロッパにいたとき、

「あなたはもっと怒った方がいいよ」

と何度も言われたそうです。


駆け引きや自分の主張を通すためには、時に上手く「キレる」ことが必要な場面があります。


子どももそうですよね。子どもなりに「駆け引き」をしている場面ってあるじゃないですか。

大人になってからもよく「自分の考えや意見はしっかり主張しないと」ということがあります。でも特に日本人は自分の意見をはっきり述べるということが苦手な方が多い。

苦手だからうまく議論ができずに、「キレる」という下手な手段しか使えなくなる。


論破する、という言葉があります。

日本人は「相手」を言い負かしてやろうという態度で臨みます。つまり論破するのは相手という「人」なんですね。相手をねじ伏せるというイメージがあります。


ところが、海外では論破は「論」を破るんです。議論をして相手の論について自分の意見を言っていく。つまり「議論を活性化させる」ことになりす。論破するのは主題なんですね。相手じゃない。

この「主題を論破する」というやり方だと、フランスでは議論が活発になるそうです。

日本人はすぐ「相手」という人を論破しようとするから、あとでギクシャクしてしまう。論破の対象を「人」から「主題」に変えることで、前向きで活発な議論ができます。


「上手くキレる」というのは、ある種のテクニックです。

この本は相手の心理と自分の心理を上手く使いながら、円滑な対人コミュニケーションの方法を教えてくれます。


職場、仕事関係、学校、家庭でキレる人とどう付き合えばいいのか、どうすれば周りのみんなも含めて上手くいくのか。

このようなことに悩んでいる人に贈る答えは、本著の中にあります。



それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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「君たちはどう生きるか」260万部売れたベストセラーを読む

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「君たちはどう生きるか」

1937年吉野源三郎著の小説を2017年に羽賀翔一氏がマンガ化したものです。

当時は児童小説として発行されていたそうです。

原作はけっこう古いんですね。

でも知りませんでした。読んだことがなかったんです。

読んだことがなかったので「一体、何について書いてある本なんだろう?」と思っていました。

読んでみて分かりました。

これは「哲学」について書いてあるんです。

「哲学?ハイ、もうおしまい」「ダメダメ、難しそう」というなかれ、書かれているテーマは今でも私たちが遭遇する問題なのです。身近にあることなのです。きっと皆さんも経験があるはず、そういうテーマです。

自分の生き方は自分で考え、自分で決める。そんなの分かっているけど実際は悩み、苦しみ、喜び、希望、損得と社会のなかで自分の軸が揺れることがあると思うんです。

さあ、著書の主人公「コペル君」と一緒に「どう生きるか」について考えてみましょう。


◆ いきなりクライマックスから始まる。

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この本は主人公の「コペル君」、その親戚のおじさん、コペル君の友人関係で成り立っています。それぞれのエピソードとおじさんのノートが折り重なって物語は進んでいきます。

そしていきなりエピソードのクライマックスからこの本は始まります。


そこから冒頭のクライマックスエピソードに至るまでを、コペル君の体験とおじさんが伝えたいことを書いたノートとが折り重なって話が進んでいき、最後にもう一度冒頭のクライマックスに戻るというのがざっとした流れです。


このコペル君、中学生にしてはものすごいことを考える子です。

「ここから見ていると人間でちっぽけだね。まるで分子みたいにちっぽけだ…」


学校で習いましたよね、この世のすべての物質は分子から出来ていると。今はもっと小さな原子や電子、などが発見されていますが、物質を拡大していくと分子に当たります。コペル君はビルの屋上から地上の人々を見ていると、ふとそんなことを思ったのです。

「人間てちいさいなぁ…まるで分子みたいだ」


すると隣にいるおじさんが言います。

「おもしろいこと言うな。いい発見だ」


というエピソードの後におじさんのノートが出てきます。

コペルニクスの話です。地動説を唱えた天文学者。

今は地球が太陽の周りを回っているのが常識だが、これが世界に定着するのにコペルニクスの時代から何百年もかかった。キリスト教の世界では地球がこの世の中心、地球が動くなんてありえない。当時はまだ天動説だったんだ。これに異を唱えるものは牢屋に入れられ、書物を焼かれたりした。人間は自分を中心に考えるもの。だから地動説は受け入れにくいんだ。これは社会にも通用する。たとえば自分の家を出て右に曲がったらとういように、自分の場所を中心に道や地図を考える。世界地図もそれぞれの自国が中心に描いてある。みんな自分を中心にして考えるものなんだ。子どもの大人もそう。でも自分中心で考えてばかりいたら、世の中の本当のことも、ついに知ることができないでしまう。


おじさんはノートに、コペル君の体験を通じて伝えたいことを書いています。

ノートを見ながらエピソードを思い出していくんですね。


◆ 心から感じたことを、その意味についてよく考えるんだ。

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コペル君の友達浦川君は貧しくて山口くんからいじめられていた。そこへガッチン(あだ名)という生徒が「弱い者いじめをして!!」と、とうとう我慢ならず山口くんに言った。そしてケンカになり…。


このエピソードに関しておじさんのノートは、

自分の感じたことを、よく考えることが大切なんだと言います。


冷たい水の味をどんなものかを他人に伝えることってできますか?自分自身が水を飲んでみない限り、どうしたって伝えることはできない。誰がどんなに説明したって、その本当の味は、飲んだことがある人でなければわかりっこない。

自分が本当に感じたことや、心を動かされたことを、その意味を考えてゆくことが肝心なんだ。

何かしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもごまかしてはいけない。


自分が感じたこと思ったことを、素直に受け入れ、それについて深く考えることが大切だと言います。


◆ なんでニュートンは林檎をみて重力がわかったの?それはね…物事を深く深く考えたから。

おじさんのノートはこうも書いています。

ニュートンがリンゴが木から落ちるのを見てなぜ重力というものにぶち当たったのか?

コペル君は不思議に思います。

これについておじさんは、

ニュートンはもっと深く考えた。もっと木が高かったら?さらにもっと高かったら?どんどん高くしていった。じゃあ月はどうして落ちてこないの?ニュートンあたりまえのことをもうすこし深めて考えていったんだ。


ひとつの分かり切ったことを追いかけて追いかけて深く考える。その先に当たり前じぁないことが分かる。

普段あることももう少し深く考えることで、物事の根っこの部分が見えてくることがあると言います。


◆ 「ありがたい」は「有難い」、つまりあることが難しい「めったにあることじゃあない」という意味。

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世の中にはお金持ちもいれば貧乏な人もいます。貧困や病気、戦争など世の中にはいっぱい問題が起こっている。


でもなぜ、これほど文明の進んだ世の中に、そん嫌なことがなお残っているのだろうか? 

なぜ、この世の中から、そういう不幸が除かれないでいるのだろうか?


そして自分が受けている幸せが、めったにあることじゃないということを思えば、それに感謝する気持ちになる。それで「ありがたい」という言葉が、「感謝すべきことだ」という意味になり、「ありがとう」と言えば、お礼の心持ちを表すことになった。


当たり前のことを考え、感謝する。

私たちが生きていくために必要なものは、どれ一つとっても、人間の労働の産物でないものはないじゃないですか。誰かが作ってくれて、サービスを提供してくれているんですよね。


◆ これは哲学の本。自分軸を考えるためにこの本はある。


まだまだエピソードはありますし、おじさんのノートはもっともっと書いてあります。


この本は単に読んで「あぁそうなんだ」で終わるのではなく、「自分で考える」ことを言っています。

読み手がまるで主人公のコペル君になったかのようです。

哲学というのは、とにかく世の中のことを「考える」ことなんです。

でも難しく思わないでください。

この本はベストセラーになっているくらいですから、子どもから大人まで分かりやすく書いてあります。先にも書きましたが、エピソード自体が私たちの身近な、そして誰でも経験したことがあるようなものばかりだからです。


さて冒頭のクライマックスでは、コペル君は友だちを裏切ってしまう。

その裏切ってしまったことについて、彼はものすごく悩むんですが、どうやってこれから進んでいくのか?

そこは本著を読んでいただきたいと思います。


子どももそうですが、大人になってからもきっと似たような場面があると思うんです。

自分が考えていたこととは反対の行動をとってしまうとか、裏切りにあうととか。ビジネスの世界でもあります。


今一度、自分の軸が何なのか?を考えたい。自分の軸となるものをしっかり持ちたいという方は、本著が考えるきっかけとなるはずです。

260万部のベストセラー「君たちはどう生きるか」

さて、どう生きましょうか?




それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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脳卒中患者の体内で何が起きているのかを知りたければ「壊れた脳 生存する知」が教えてくれる。

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もし脳卒中になって後遺症が残ったら、体の中ではどのようなことが起きているのでしょうか。

脳は神秘的でとても大切な臓器です。

もしそこにダメージが発生すると、身体にさまざまな影響を及ぼします。

脳卒中の医療的研究は日本のみならず、世界中でたくさんあります。その論文を読むよりも、実際に脳卒中になった患者さんの生の声のほうが、「脳卒中になるとどうなるのか?」がよく分かります。

本書は実際の医師である山田規畝子さんが、自身の脳卒中体験を書いた、脳卒中のリアルです。

自身が経験された脳卒中で、何が起こったのか?

包み隠さず発信されている内容は、大変貴重な資料といえます。



◆ リアルその①:脳出血を2回起こし、何ができなくなったのか? 

失った最大のものは、整形外科医という職業。


著者は脳出血を3回起こしています。

脳卒中は再発しやすい病気です。しかも再発すればするほど、予後が悪くなります。また、麻痺などの後遺症も強く残るようになります。


脳卒中を3回も起こすと、なんらかの後遺症はまず残ると思っていい。

詳しい症状は本書の記するところに任せるとして、働き盛りの方が脳卒中になって重い後遺症が残ると、仕事をどうしするのかという問題に直面します。

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◆リアルその②:麻痺や高次脳機能障害がある人が考えていること。

やさしくない街。世間の冷たい風を感じる。
患者のやる気をそがないで。

著者も述べているように、健常者には気付かないバリアが街にはいっぱいあります。

障がい者になったからこそ、不便さがよく分かる。

また、障がい者用の対策があるのに、それが機能していないことがあります。

たとえば、点字ブロックの上に平気で立っている人とか。できないことに対する、世間の冷たい対応とか。


リハビリ職は専門職として患者に的確な指導やアドバイスをするものですが、心無い言葉を発してしまうスタッフが少なからずいると言います。

「それじゃできませんよ」

「そんなことじゃあ、やっていけない」

など、患者のやる気をそいでしまう対応をするスタッフがいるとのこと。


本書はリハビリ職の方にとっても、どういうことを留意して患者に接したらいいのかというヒントがあります。リハビリ職は自分のやり方が本当に患者の想いに沿ったものなのかという自問に駆られるでしょう。


もしリハビリ職の方で、患者とどういう対応をしていくのがよいのか悩んでいる方は、本書がいいお手本となるはずです。


◆リアルその③:周りの人の想像力が大事。障がい者と共に生きる社会へ。

普通の暮らしが最高のリハビリ

これは本当にそう思います。

病院でのリハビリ期間は約六ヶ月です。

ところが、例えば「失語」で二年以上のリハビリが必要と言われています。

たかが六ヶ月ではまだスタートしたばかりなのです。

なので、退院してからの工夫が大切というのが、読むとよく分かります。


これは多くの患者さんや、医療者にも知っておいてほしいことです。


退院して終わりじゃないんですね。


なので「がんばらないこと」を念頭に置いて、地道にリハビリを継続していくことが大切とあります。


著者の山田規畝子氏は本書のなかで、「何ができて、何ができない」のかカミングアウトしています。日常生活でも「これはできない」とはっきり言うことが大切と書いています。

できなくなったことを恥ずかしがる必要はないんですね。


医師の立場から、そして一人の脳出血患者の立場から、貴重なエピソードがあり、読み応えがあります。

脳卒中の解説も、素人が読んでも十分理解できるくらい平易に書いてありますので、安心して読み進めます。

とくに、脳卒中の方がいるご家族、看護師やリハビリ職といった脳卒中に関わる医療スタッフに読んでいただきたい本です。

きっと、患者の症状と思いが、もっとよく理解できようになります。この本はそのお手伝いをしてくれます。


それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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コンパクトだけど必要事項がぎっしり、「脳神経ケアと早期離床」- おすすめ本

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これ、私が病棟でいつも持ち歩いている超おすすめ本

『看護・リハビリに活かす「脳神経ケアと早期離床」』

というちょっと長い名前の本です。


しーかーも、そうとう使いこんでボロボロです(笑)


看護師さんって、いつもバタバタと動いているので、なかなか落ち着いて本を読むことができなんですよね。

病棟には、お薬の辞典、看護技術の本、各専門医学の本、などたくさん本が置いてあって、もしど忘れしたり、念のため確認をしたいときは、ナースステーションで読んだりします。

読むといっても、忙しいので、確認したいところだけをパッと見るような感じです。

一応看護師という専門職なので知っていることがほとんどですが、やはり「あれ、これでよかったかな?」ということがあります。

そうした時に、パッと見れるものがあれば、非常に便利ですよね。


そこで、これ!

「脳神経ケアと早期離床」

ではどういう特徴があるのでしょうか? 




◆ 本というわりに、コンパクトでポケットに入る大きさ。

これがウレシイ。

いつでも形見離さず持っていれる安心感。

忙しい看護師さんには、見たいときにパッと見れるのがいいんです。

そういうのが、欲しいものです。

ナースステーションのお局の前で、本を見て調べていたら変な嫌味を言われたなんてことがあるかもしれませんから、できればお局のいない病室や倉庫などでパッと見れたら心強いと思いませんか?


まあ、分からないことを分かろうと調べているんだらか、何も後ろめたいことはありません。堂々と見て確認したらいいと思いますが、世の中にはいやらしいお局がいますからねぇ…。


そんな息苦しい職場でなくても、ポケットに入れてパッと見れるのはいいですね!


◆ 脳神経外科、および回復期リハビリテーションに必要な事項満載。

脳外科領域って、すごく奥深くて膨大な量の知識が必要です。

どれも大事で、見逃すわけにはいかない項目ばかり。


ところが、この本は大事なところを絶妙にチョイスしてあるから、ニクイ!

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↑写真はカラーで見やすいのが◎


たとえば、

小脳の病変部位と症状では、図解でパッと見て分かります。文を読まなくても一瞬で分かります。

評価の仕方は、カラー写真付きで分かりやすい。

病棟で使う検査や評価方法がすべて入っています。

これら、すべてカラー写真ですよ。

フィジカルアセスメントって看護師は必ず身に付けていないといけなくて、これを知らないと患者さんの状態が正しく観察できないんです。


あと主な疾患と離床時の留意点も、早期離床を目指す現場では重宝する項目です。

いまは術後早期離床がすすめられていますから、急性期では早くベッドから離すんです。


回復期リハビリテーション病棟も一緒です。

一日中ベッドに寝ていたら、何しにリハビリ病棟に来たのか分からなくなりますから、できるだけ起きれるように援助します。


片麻痺患者の離床・ADL介助では、「脱臼防止」についてや、移乗動作についてなど、臨床で必ず出会う場面についての解説があります。

これもすべてカラー写真です。


どうです?

カラー写真豊富で、時間のない看護師さんがパッと見て分かるように作られているのが、親切ですよね。


◆ ポケットに入れているとすぐにボロボロになりやすい。

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↑ 装具の種類と特徴。重症、軽症でどう使い分けるかも分かる。



これは私がよく使っているのと、扱いが雑だからと思いますが、けっこうボロになりやすい。

実はわたしは、これを購入するのが二回目なんです。

最初の本は、毎日使っているうちに表紙や端っこがボロボロになってしまい、新たにもう一冊購入しました。


だって、ないとやっぱり不安で困りますから。

それくらい頼りになる相棒です。

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↑現在の私のもの。これもすでにボロボロ。使う写真がこれですみません。

だって、よく使っているんだもん。


◆ 携帯できる安心感が欲しい方、パッと見て理解したい方におすすめ!

脳神経外科、脳神経内科、そして回復期リハビリテーションで使う医療知識、技術、お薬、検査がこの一冊で持ち運べます。



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