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SCU、回復期、ACLS、認知症ケア専門士、認定看護管理者ファースト、うつ病にさせないためのアドバイザー。医療的ケア教員。現役看護師だから書ける旬な情報を分かりやすく発信。
誰でも褒められるとうれしいですし、叱られると悲しいものです。ずっと褒められるといいのですが、そうもいきません。やる気と根気という言葉がありますが、仕事や勉強に限らず、リハビリをする患者さんに持っていた..
自分のことを周りの人たちはどう思っているのだろうか?こんなことを言ったら、相手はどう思うだろうか?これだと周りからおかしいと思われるかな?私たちは社会のなかで生きていますので、必然的に周りの目が気にな..
早期離床、早期リハビリテーション開始。これは現在の医療の基本的な考え方です。脳卒中になっても状態が安定してきたら、早期にリハビリを開始することで、回復を促すことができるからです。ところが昔はまったく逆..
今の医療は「早期離床、早期リハビリテーション開始」が主流です。私が以前脳神経外科の救急病院に勤めていたときも、ラクナ梗塞では入院翌日からリハビリテーションを開始していました。SCUという脳卒中専門集中..
患者さんからのセクハラ被害はかなりの数あります。「自分は大丈夫」と思っていても、いつ被害に遭うかもしれません。気を付けてください。ではセクハラ被害にあったら、どうしたらいいのでしょうか?対処を実際の経..
患者さんのリスク管理をするうえで、既往歴を甘くみてはいけません。特に高齢者の場合、複数の疾患を抱えている方はたくさんいます。加齢に伴い病気にかかるリスクは高くなります。また、病気でなくても体力は若い頃..
私たちが労働の対価として給料をもらうのは、価値があることをしているからでしょうか。それとも働いた時間に対して給料をもらっているのでしょうか。「価値のあるものには対価を払う」これはこれからの時代、とても..
業務中に相手に何かをお願いするときは、ただ単に「これをやって」だけでなく、その理由もちゃんと言いましょう。それをしないと軽く考えられたり、言われた通りにしなかったり、違った解釈されます。理由が分かると..
テレビを観ても、雑誌を見ても、ウェブサイトを見ても、あちこちに登場する「転職サービス」の広告。世は転職する人でいっぱい。ひと昔前は、1つの会社でずっと働いて定年を迎えるのが美徳というか、それが普通なん..
◆ 高齢者のやる気を出す方法はとてもシンプル高齢者がリハビリを嫌がるという記事を書きましたが、今回は「高齢者のやる気を引き出す方法」を書きます。Google検索で「高齢者 やる気を引き出す」「高齢者 ..
無気力を避けて、モチベーションを下げないコミュニケーション力。
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「こんな体になって・・恥ずかしい」
— ピストン (@ow3Ci2lXlmskjrr) 2019年5月7日
と麻痺が残った体を恥じる患者さんがいました。
気持ちはお察しします。
でも例え麻痺があろうとも、あなたはあなたです。
価値は変わりません。
親が片麻痺になれば、子どもは親を嫌いになりますか。
子どもが片麻痺になれば、親は子どもを嫌いになりますか。
ユニバーサルデザイン
— ピストン (@ow3Ci2lXlmskjrr) 2019年5月7日
介護タクシー
宅食
・・・
まだまだあります。
これらはひと昔前にはなかったものです。
時代は変わっています。
車いすの障がい者も一人で新幹線に乗って旅行ができる時代です。
みんなが「できる」社会っていいじゃないですか。
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昔は脳卒中発症後は動かすなが常識だった。今は早期リハビリテーション開始が常識。
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患者さんのリスク管理について、既往歴を甘くみてはいけない理由
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医療ジャーナリストの市川衛氏の記事によりますと、
2010年、アメリカや日本など7カ国で国際研究が行われました。
脳卒中の患者さん179人を調べた結果、歩くリハビリをする際に「ほめられた」患者さんは、「ほめられなかった」患者さんより、歩くスピードが大幅に速くなることがわかったのです。
研究のリーダーで脳卒中リハビリの世界的権威、ブルース・ドブキン教授(UCLA神経リハビリテーション科)に直接伺ったところによると、最新のリハビリ器具や医薬品でも、これほどの効果をあげるのは容易ではないのだそうです。
ブルース・ドブキン教授(市川衛氏の記事より)
ちょっと見にくいですが、上の表は、リハビリの結果、どれだけ早く歩けるようになったか?を調べたテストの結果です。
ほめられたグループは、10秒間で9.1m歩けるようになった一方で、ほめられなかったグループは7.2mに留まりました。
リハビリ開始前からの改善効果は
およそ1.8倍。
全く同じ内容のリハビリをしたのに、結果には大きな違いがあわらわれたのです。
歩く速度は、生活の質に大きく関係します。例えば横断歩道を信号が変わらないうちに渡れるかどうかによって、外出のハードルは大きく変わりますよね。
どうして「褒める」ことで大きな効果が出たのでしょうか?
ドブキン教授は
「私たちの脳には、「報われる」ことに反応する特別なシステムがあります。
今回の研究で、私たちは「ほめる」というシンプルな方法により、このシステムを刺激することに成功しました。それにより、大きな改善を得られたと考えています 」
と述べています。
さらに、
脳はいつも、ほめられたがっています。
これは脳が自らをよりよいものとするために持つ基本的なシステムです。
私たちが調べるかぎり、国籍や人種、文化にかかわらず同じシステムを、私たちの脳は持っています。
だからこそ、周囲の助けが必要です。
その人の成長を見つめ、よりよい方向に行ったときにそれを気づき、ほめてくれる人が、必要なのです。
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