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回復期看護のカテゴリ記事一覧

SCU、回復期、ACLS、認知症ケア専門士、認定看護管理者ファースト、うつ病にさせないためのアドバイザー。医療的ケア教員。現役看護師だから書ける旬な情報を分かりやすく発信。

カテゴリ:回復期看護

  • 2024/03/09回復期看護

    パーキンソン病患者さんも。パーキンソン病の人は、非常に細かいことを要求してくるし、うるさく感じるし、こだわりが強いし。絶対自分から折れないし、考えを変えないし。とにかく、細かくて細かくて。っていうのが..

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  • 2024/03/08回復期看護

    採血を例にとると、採血が難しい患者さんに一発で決めるうまい看護師さんは、過去にめちゃくちゃ失敗しているんですよ。でもね、それでも「次そこは。次こそは」という強い信念を持ち続けて、採血のたびにどうしたら..

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  • 2024/03/07回復期看護

    社会人に息継ぎのチャンスないの本当に問題だと思う、転職しなくても産休や育休や病気で休職でなくても「休みたい」だけで1ヶ月くらい休める制度があるべき。無給でもいいから一旦休憩したいって人たくさんいるでし..

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  • 2024/03/06回復期看護

    国はしきりに国民に投資をするように仕向けていますが、「投資をしなかったら貧しいままですよ」「投資をしなかったので豊かでないのは自己責任ですよ」というのだけは避けなければいけません。投資しなくても国民を..

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  • 2024/03/04回復期看護

    業務改善や効率化やらで新しいデジタル製品を買おうとするよりも、とりあえず病棟のパソコン台数を大幅に増やしたり、テルモ「エレマーノ2」血圧計や正確ですぐに測定できる体温計やパルスオキシメーターを充実して..

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  • 2024/03/03回復期看護

    こういう人って時々いますね。ナースコールが鳴って訪室すると、「いや、押してみただけ」「いや、なんでもない」「これ何だろうと思って」……おい! https://t.co/BIxMZnkkZO— ふるたに..

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  • 2024/03/01回復期看護

    記事「必要な治療を施してくれなかったせいで亡くなったと家族側から訴訟を起こされる可能性をできるだけ下げておきたいから」そばで一緒に働いている我々も分かっています。そうせざるを得ないんだよなぁ。医師が寝..

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  • 2024/02/29回復期看護

    保険の範囲では対応できないサービスを行う「保険外看護」です。 通院のサポートをはじめ、病気や障がいのある方に付き添い、結婚式や旅行へ同行してサポートしたり…内容は一人ひとりのニーズに合わせて。看護師が..

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  • 2024/02/27回復期看護

    看護師が始業時間よりも結構前に出勤してカルテを見て情報収集をする、いわゆる前残業が問題になっています。海外の病院でも看護師たちは情報収集で早く出勤していますが、例えば「前残業賃金30分」として給料に上..

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  • 2024/02/26回復期看護

    若い女性看護師には怒鳴ったり偉そうな態度をとる男性患者はとても嫌われます。ボクみたいな男性スタッフには何も言ってこないくせに、若い女性看護師には怒ったり偉そうな言い方をする。これが一番腹が立つのです。..

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先入観ってよくないね

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やっぱりどうしても先入観ってありますね。

よくないなぁ。


◆ 先入観ってよくないね



看護師のなかでは、

「この病気の人ってこんな感じの人」

というのがあります。

先入観というやつです。


一応、それなりの医学的根拠を持ってそう言っているのですが、

でも先入観には変わりません。


「糖尿病の人は生活習慣が悪い」

「高血圧の人は塩辛いものや脂っこいものをよく食べる」

「不眠の人は気にしすぎなんだ」

「水分をとらない老人は水分の重要性を知らない」

「パーキンソン病の人はいちいち細かいしわずらわしい」


たしかに、それ相当の生活スタイルをしている人もいるでしょう。

それはいるでしょう。そうでしょう。

でも、そうじゃない人も多数います。

それは無視ですか。


先入観だけでものごとを判断してしまうと、

思わぬ間違いをしてしまうことがあります。


◆ それだけ世の中複雑なの



怖そうだなぁと思っていたけど、意外と優しい人とか。

バカそうな感じがしたけど、けっこう頭がいいとか。


分かんないんですよね。


しかし、人は見た目でだいたい分かるということもあります。

テレビで犯人が報道されたとき

「うわ、悪そうな人相やな」

というのを、感じたことがあります。


犯人という目で見ているから、よけいそういうバイアスがかかるので

悪そうに見えるのかもしれませんが、

長年の経験から、

こういう人はこうにちがいない、ということを思いがちです。


とはいえ、やはり先入観でものごとを判断していまうのはよくないですね。

そういう主観があるなら、その主観を確定させるだけの客観的な材料がいりますね。






それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




性病検査だけじゃない、
B型、C型肝炎や薬物反応、子宮頸がんリスクなども分かる
自宅で簡単性病検査


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採血がうまい看護師さんは教えるのが下手

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まあ、下手というより分からないんです。


◆ 採血がうまい看護師さんは教えるのが下手



上のポストのように、

採血がうまい看護師さんは、過去にめちゃくちゃたくさん失敗しています。

例外はないと思います。

たくさん失敗したからこそ、技術が上達します。

なんでもそうだと思います。


まあ、失敗にあたった患者さんには気の毒ですが……。


なので、過去の長い長い失敗の経験から得た技術と言えます。

そういうことですので、

新人看護師さんから

「どうしてそんなに採血がうまいのですか?」

「コツはなんですか?」

と聞かれても、教科書的なことしかうまく答えられません。


本当にわからないんです。

自分でもどうしてうまくいくのか。


たしかに血管を探すということがまずは大前提なのですが、

そのわかりにくい血管をどうして見つけることができるのか?

わかりません。

自分でもわかりませんが、見つけることができるのです。


長年の経験ってそういうもんじゃないかな。


絵がうまい人に、なんで?って聞いてもうまく答えられないでしょう。

運転がうまい人に、なんで?って聞いてもうまく答えられないでしょう。


身に付いたスキルは、その人の過去の膨大な経験からでしょう。

そんなに簡単に言葉に表せられないもの納得です。


その道のプロには敬意をはらいたいと思うのは、こういう過去を乗り越えてきた人だからです。

どんな職種であっても、うまい人は本当にすごいなぁと思います。





それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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社会人にも息継ぎを

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それはそうですね。


◆ 社会人が息継ぎできるように



いやー、忙しい。忙しい。

ほんとうに毎日バタバタです。


ボクもそうですが、

読者の皆さんもお忙しい方が多いことでしょう。



日本はフランスみたいに長期休暇がなかなかとれないですが、

そこまで長期でなくてもいいので、

ちょっと長めの休暇がとれるような社会になればなぁと思います。


別に理由なんてなくていいので、

単にちょっとのんびりするか、という感じで気軽に長めの休暇がとれたらいいのになぁと思います。

だって、そのほうがリフレッシュできますし、

また仕事をがんばろう!ってなると思うんです。


上の「ぬし」さんのXの投稿を読んでそう思いました。


◆ うつになる人も防げるかも



うつ病になる人は増えていて、

日本国内のうつ病・うつ状態の人の割合は、2013年調査では7.9%だったのに対し、新型コロナウイルス流行後の2020年には17.3%と約2倍に増加しています。

コロナ禍でうつが増えたということもありますが、

最近では、心療内科の受診が増えたということもあるようです。


勤勉でまじめで一生懸命働くのは日本人の美徳ですが、

心と身体を壊してまで働くのはよくないと思います。


一生懸命働くのはいいですが、

ずっと全力疾走というわけにはいきませんので、

たまには息継ぎが必要だなぁと思います。


まあ、実際は、ボクも思うだけで休めていませんが。

看護師になってから連続3日以上の休暇をとったことないし。

そうなったらいいなぁという話でした。





それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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投資はやりたい人がやればいい

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国がしきりに投資をすすめるのは…


◆ 投資はやりたい人がやればいい



最近、新NISAや株式投資やなんやかんやで、

国はしきりに国民に投資をするように仕向けていますが、

こういう傾向はよくないと考えている派です。


ボクは株や暗号通貨やなんやかんやと投資をしています。

投資をしているボクからすると、

投資をしていない人は損をしているとか、

投資をしていない人は将来豊かにならないとか、

投資をしていない人が貧しいのは自己責任とか、

投資をしていない人は情弱とか、

投資をしていないと老後はどうなっても知りませんよとか、


そんなことは一ミリも思いません。

投資をしている身だからこそ、

投資をしていない人を自己責任だ、とするのは間違いだと思っています。


◆ 投資をしなくても老後の安心を



国は、投資をしていない国民が将来豊かにならないのは自己責任だ、というような雰囲気を出しています。

国が国民に、

「豊かになりたいなら、老後の心配を少なくしたいなら、自分で投資をしてください」

というのは、まったく間違いであり、賛成できません。


そんなことをしなくても、

国民を豊かにするのが国のつとめでしょう。

そうでしょう。

なんでも自己責任で片づけるのなら、国の機能や役割はいらないでしょう。


バブルの頃は、国が国民に投資を勧めなくても勝手にどんどん投資していました。

経済成長すれば、国民に余裕が生まれ、投資をしようという機運も高まります。

ゴルフ会員券なんて投資目的で買っていたんですから。


まずは経済成長して国民を豊かにしないと。

それをしていないのに、

「投資だ、投資だ」

というのは違うと思います。


日本は自国通建て国債であり、財政破綻はしない。

毎年毎年、国のあらゆる支出は国庫短期証券などの新規貨幣発行でやっています。

少なくともお金の面で国民を救うことができます。


コストプッシュインフレではなく、

国民の需要を喚起する「ディマンドプルインフレ」

に持っていかないといけないなぁと思っています。


政府は「いまはインフレだ」というけれど、

インフレには悪いインフレと良いインフレがあるから。

今はコストプッシュ型インフレという悪いインフレだから。


ボクも投資をしている身ですが、

投資は、やりたい人がやればいいのであって、

国が「投資をしないと老後はしりませんよ」

というスタンスは間違いだと思う派です。


投資をしていようが、いまいが、国は国民を救うのだよ。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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設備投資はよく使う物を充実させて

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新しい物を購入してもいいんですが、その前にもっとやることがあります。


◆ 設備投資はよく使う物を充実させて



病院でDXということで、デジタル化をしようとしているところは多いでしょう。

「おーし、デジタルやー!デジタル製品を買うでー!」

と鼻息荒く、なにかのデジタル製品を導入していこうと考えている師長さんや事務方の人がいます。


しかし、病棟にいるスタッフたちが思っているのは、

「もっとノートパソコンを増やしてほしい」

「もっと使いやすい血圧計を増やしてほしい」

「もっと正確でパッとすばやく表示するパルスオキシメーターがほしい」

「ノートパソコンの日本語変換があほすぎて困っている」

「メールでやりとりするよりも、もっと別の連絡ツールがいい」

といったことです。


つまり、いまある設備の充実なんです。

新しいのを導入する費用があるのなら、いまの設備をもっと充実させてほしいのです。


◆ けっきょく手間になる製品も多い



世の中にはいろんな医療機器があります。

血圧計にしてもいろいろあります。

測定した数値を電子カルテに飛ばしてくれて入力しなくて済むやつなんか有名です。

これもいろんな種類があります。

看護師が入力しなくて済むといっても、看護師がワンステップ、ツーステップの操作が必要なものがあります。

これだと、結局そのワンステップがめんどうで、何のための自動入力かわかりません。


製品知識がない人が選定すると、こうしたとんちんかんな製品を選んでしまって、

結局現場の負担軽減にならないことがあります。


製品をよく知ることはとても大事です。


それなら、今あるノートパソコンの日本語変換がアホすぎますので、

きちんと正しい日本語変換が出てくるのを導入するだけでも、

看護師たちは非常に楽になります。

パソコン台数を増やすだけで、看護師たちは非常に楽になります。

そういうことです。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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ナースコールが鳴った時

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ナースコールが鳴ってベッドへ行くと、そこでは…


◆ ナースコールが鳴った時



ナースコールって緊急なときや困ったときに押すもんだと思うでしょう。

実際そういうときのための物なのですが、

現場ではそうとも限らないということが非常に多いのが現実です。


ナースコールがあって部屋に行くと、

「………」看護師が来ても無言でまったく素知らぬふりで無視。

看護師「あの、どうされましたか?」

「………」

それでもまだ素知らぬふりで無視している患者さん。

多いですね。


このほかにもよくあるケースが、

「ちょっと押してみた」

「これ何だろうと思って押してみた」

「………えっと…なんだったっけ?」


多いですね、本当に多いですね。

それもこれもどこの病院でも認知症患者さんがめちゃくちゃ多いからですが、

患者本人からすると悪気はないのでしょうけど、

これに振り回される看護師はたまったもんじゃありません。

だって、どんなに説明しても数分で忘れるんですから。

で、またナースコールを押されます。

これの無限ループ。

発狂します。


◆ 「お布団かけて」も多い



あとナースコールで多いのが

「お布団かけて」

です。


これもめちゃくちゃ多いですね。

でもね、

自分でできるんですよ。

本当に、うそじゃなくて、患者さん自分でできるんです。

なのにナースコールで看護師を呼んで布団をかけさせるのです。


普段、患者さんは自分で車いすを操作して売店で買い物しているんですけど。

普段、患者さんは自分でコインランドリーに行って自分で洗濯しているんですけど。

な、の、に、なんで布団をかけられないのさ?

自分でできるでしょ!


その証拠に、患者さんにやってもらうと

できるんです!


我々は患者さんのできるできないの能力をしっかり把握していますから、

できないことを自分でやれとは言いません。介助します。

できることは自分でやりましょう。

だって、ここは

回復期リハビリテーション病院だから。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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延命治療の医師の保身だけではない

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記事には医師が訴えられないようにするためと書いていますけど。


◆ 延命治療の医師の保身だけではない



現代ビジネスの記事がYahoo!ニュースに載っていました。

記事のなかにはいろいろ書いてありますが、

注目すべきはなぜ延命治療をすすめるのか?という箇所です。


記事によりますと、

高齢者の治療には、主に延命治療と看取りケア(肉体や精神の苦痛を緩和させつつ、人としての尊厳を残したままの生活支援を目的とする)の2択がありますが、多くの医師は後々のリスクを回避するために延命治療を勧めることが多い。なぜなら、必要な治療を施してくれなかったせいで亡くなったと家族側から訴訟を起こされる可能性を、できるだけ下げておきたいからです。


うむうむ。

なるほど。

うーん、ちょっとニュアンスが違うと思います。


医師が延命治療をすすめる、ということですが、

それは場所が病院だからです。

病院は死から遠ざける場所ですから、

いくら医師が「もう治療しても無理だよ…」と思っていても、

寿命が尽きるまでなんらかの治療はするものです。

だって病院なんだもん。


もう無駄だってわかっていてもやるんです。

病院なんだから。

なんかしないと。


これが在宅だったら話が変わってきます。

いわゆる枯れるように死ぬという看取りができます。


なんか記事は、いかにも医師が延命をすすめているという悪意っぽい書き方のように感じますが、病院という場所なんだから「じゃあもう治療なしでいきましょうか」とは言わないでしょ。

いかにも「医師が無駄な延命をしている。無駄に苦痛を引き延ばしている」という書き方のように感じます。

病院はなんらかの治療をするところなんですから。


◆ あとは家族の意向



医師が延命をすすめるのは、そこが病院だから。

病院という場所ゆえに、何もしないまま死を待つということはやりにくい。

酸素だけとか、点滴1本とか、なんかやります。


たしかに記事のように、

治療をしなかったとして家族から訴えられるのが嫌ということはあるでしょう。

それだけではなく、家族が延命を希望しているということがよくあります。

どっちかというと家族の意向のほうが多いです。


「点滴だけでもしれくれませんか」

「苦しまないようにしてください」

「酸素だけでも」

「鼻からチューブを入れて水分補給を」

など、家族の要望はけっこうあります。


我々からすると、もう何をやっても復活はありえない、という段階でも

病院という場所ゆえに家族の意向に沿ってなんらかの治療や処置をしていきます。


おそらく家族もなんとなく分かっているんだと思いますよ。

医療知識がなくても、そんなことは関係なく、

「…もう無理だな…。このまま逝ってしまうんだろうなぁ…」

というのは感じるはずです。


でもお互いそんなことは口に出しません。

我々は最後まで、できるだけ苦痛を取り除くことを全力でやります。





それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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保険外看護を提供する会社が増えている

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自費で看護を頼む人が増えているのでしょう。


◆ 保険外看護を提供する会社が増えている






保険外のことを引き受けてくれる看護師のサービスがあります。

介護保険や医療保険では対応できないことでも自費でやってくれるサービスです。


たとえば、

「高齢で足腰が弱い母と一緒に墓参りに行ってほしい」

「一人暮らしの高齢の母と一緒に病院受診してほしい。

そのとき主治医にこういうことを伝えてほしい」

「車いすだけど旅行に行きたい。看護師が同行してほしい」

など、いろんな依頼があります。


保険ではできないところまで手が届くサービスです。


◆ あとはお金しだい



子どもからすると、

「ああー、高齢の母に代わって、こういうことをやってくれたらなあ」

ということがあります。


高齢の母は最近食事量が減っているようなんだけど大丈夫かな?

かかりつけ医に同行して、最近の様子を伝えて、検査をしてもらうように医師に伝えてほしい。

ということがあったとします。

母は高齢で最近ボケてきたのか、うまく伝えることができません。

そこで保険外で看護師が同行して代わりに医師に伝えてほしい。

家族は検査を希望していると。


こういうことって、けっこう需要があるようです。

子どもが同居していないとこういう依頼があるんですね。


保険は使えないけど、こういうことをやってほしいというニーズは高いようです。

ただし、自費ですからお金しだいです。

たとえば、二泊三日の旅行同行だと、一概に言えませんが、看護師同行で約6万円とか。

高いとみるかどうか。

でもけっこうニースがあるそうですよ。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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毎度おなじみ前残業問題

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X(旧Twitter)で看護師の間で毎度おなじみ前残業問題です。


◆ 毎度おなじみ前残業問題



病院によりますが、カルテで患者さんの情報収集のために

始業時間よりも早く出勤する「前残業」があります。

だいたい30分前から1時間前ぐらいに出勤します。


「これって仕事のうちなんだから賃金発生するよね?」


というのが問題です。

というのは、ボクの知っている範囲ですが、

前残業代を支払っている病院はほぼない、という感じです。


ところが、ほかの企業などの裁判例では、

前残業をしないと業務に支障がでるとか、

前残業をしないと不都合なことになるとか、

前残業が暗黙の業務命令のようなものとかだと、

それは業務として賃金が発生するからです。


てことは、過去の判例によると

看護師の前残業は賃金が発生するだろうということです。


まあそうでしょう。

そうなんですが、世の中の病院は認めないので

SNS上では常に話題になるのです。


◆ 前残業代を給料に含めたらいいんじゃない?



海外の病院でも看護師たちは早めに出勤して

カルテをみて患者さんの情報収集をしています。

ではお金はどうしているの?


海外では、前残業代を給料に含めているそうです。

たとえば、A病院では前残業代30分を給料に上乗せしています。


なので、まあその分の給料は支払ってくれているからいいか。

でもそうすると、お金が発生しているから、

みんな絶対に30分より前に来いよ、ということになりかねません。

始業時間が30分早まるという考えが出てきてもおかしくないですね。


それはそれで困る、というわけで、

30分ぶんの前残業代は給料に含めます。

前残業としての30分はフレックス制にしたらどうでしょうか?

これなら早出勤の圧にならないでしょうし、

「あの人、10分前に来た。30分ぶんの給料ドロボーだ」

とはならないのではないでしょうか。

と、愚考しました。





それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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女性スタッフには偉そうにする男性患者

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多いですよ。こういう男。


◆ 女性スタッフには偉そうにする男性患者



あからさまです。

女性看護師に対しては偉そうに言ったり、怒鳴ったりします。

ボクのような男性スタッフには言ってきません。

あきらかに相手を見て態度を変えているのです。


別にその女性看護師がなにかそそうをしたわけではないのです。

そうなんです。

彼女がなにかヘマをやらかしたわけではないのです。

だからその女性看護師が悪いわけではありません。

ですが、男性患者は女性スタッフに対してだけ怒鳴ります。

病院の文句や不平を言います。

しかも怒りながら。


ボクには言わないのです。

頻回に会っていても、ボクには言わない。

ボクだけじゃないですよ、男性スタッフには言わないのです。

ボクがいないところで女性看護師に怒ります。


もうね、みんな分かっているのです。

そういう、女性に対して偉そうに言ってくる男性患者の存在を。


◆ ボクにも言ったらどうなのさ



というわけで、こういう女性に対しては偉そうにする男性患者にはボクの登場です。

こういう男が嫌いです。とても嫌いです。

男から見ても腹が立ちます。


相手によって態度を変えている。

女には言う。男には言わない。

本当にみっともない。

ボクに言ったらどうなのさ。

女にしか言えないんでしょ。

ちっちゃいなぁ。


病院に勤務しているとこういう男は多いですよ。

たいてい年配の男。


入院しているんでしょ。

体をなんとかしたいから希望して来たんでしょ。

偉そうにするためじゃないでしょうがと言いたいです。


何しに来たんだと言いたいです。

病院ってところは怒鳴るのはなじまない場所です。

まあ、こういう男性患者にはボクが担当になります。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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