入れ歯や補聴器を持っている患者さんが入院してきた時にまず思うのは、「あぁ…無くさないでよ。頼むよ…頼む…。ティッシュに包むなよ…。ゴミ箱に落とすなよ…」ってこと。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) November 7, 2024
紛失するリスクは常にあります。
◆ 入れ歯、補聴器、眼鏡など
入院患者さんは普段使っている身に付けている物も持って来られます。
特に、日常生活に必要なものは手放せません。
しかし、認知能力がしっかりしていたらまだマシですが、
高齢で認知能力が低下している患者さんだと、
紛失するリスクが高くなります。
看護師はそこまで責任をもてません。
私物の管理は本人です。
管理できないのであれば、持って来ないでもらうのが基本です。
とはいっても、
入れ歯や補聴器や眼鏡などは
どんなに認知症が重度でも必要なものです。
なので、このような患者さんの場合は紛失リスクが超高いです。
◆ 看護師も気を付けているけど
看護師も気を付けていますが、
認知症患者さんが、入れ歯をティッシュで包んだりして、
そのまま自分で忘れてゴミだと思い込んで
自分でゴミ箱に捨てることもあります。
看護師も100%紛失を防げません。
補聴器なんて、めっちゃ小さいから
なおさらどこかに行ってしまいます。
気を付けていても完璧ではありません。
多くの人が出入りしている場所なので
紛失リスクは高いです。
ご家族さんもこうしたリスクは十分理解して、
無くすつもりはなくても無くなる時はなくなる
ということをわかってもらいたいです。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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認知症に関係無く物は紛失しますな