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血管に針を入れるって難しいです。


◆ 血管確保は場数で決まる



採血や点滴のルートキープで針を血管に入れるのは、

場数で決まると思っています。

経験がものを言います。


患者さんによっては、とても簡単に針が血管に入る人もいれば、

めちゃくちゃ難しい人もいます。


そんな難しい人でも針を入れることができるベテランは、

それ相当の経験があります。


◆ 血管って動きます



「あ、この人の血管太くてよくわかる!」

という患者さんがいます。

これなら失敗しないだろう、と思って針を刺すと失敗。

こういうこともあります。


太くてしっかりした血管なのに失敗。

これは、血管が動くのです。

もしくは、血管の外壁に沿って針が滑ったからです。


血管をしっかり押さえて動かないようにしてから針を刺さないと失敗します。

しかも、あまり慎重しすぎてゆっくりゆっくり針を刺すと、

血管の表面を滑って針が逃げます。

こういうこともあるんです。


なので、ちょっとしたコツがいります。

なかなか言葉では表現が難しいのですが、

要は、やっぱり場数ですね。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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