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歯は大事ですね。


◆ 【認知症】奥歯を失うと認知症のリスク大



毎日新聞のニュースによりますと、

奥歯のかみ合わせが失われるとアルツハイマー型認知症の発症リスクが高まるという研究結果を、九州大の研究グループがまとめた。2040年に高齢の認知症患者数が584万人になるとの推計もある中、研究グループは奥歯のかみ合わせの維持が認知症予防につながると指摘している。


歯と認知症の関係性は以前からいわれていました。

とくに歯周病は認知症に関連があるのではないかといわれています。


今回は、歯の数そのものが認知症に影響を及ぼしているという内容です。
歯は歯でも、「奥歯」です。
奥歯のかみ合わせが全てそろっている人に比べ、歯の欠損でかみ合わせが一部失われた人は、認知症の症状が1・34倍表れやすかった。前歯も含めてかみ合わせが全くない人だと1・54倍高かった。
奥歯って噛むのに重要ですから、

奥歯がなくなると食べ物をかみ砕く能力が大幅にさがります。

怖いですね。


ただし、今回の研究で、

奥歯の喪失と認知症の進行との因果関係が特定されたわけではないとのことです。


◆ 歯間ブラシと定期健診



日本人は歯間ブラシなどをあまり使わないと言われています。

フロスとかですね。


歯磨きはしても、歯と歯のあいだは磨かない人が多いそうです。

歯磨きでは、歯と歯の間は絶対にきれいになりません。

どうしてもブラシが届かないところがあります。

なので、歯間ブラシなどを使って歯と歯のあいだをきれいにしましょう。


なにもなくても定期的に歯科受診して、歯科衛生士さんにきれいにしてもらいましょう。

だいたい2カ月~3カ月に1回の定期受診で、きれいにしてもらいましょう。


歯を大事にすることは、

認知症のリスクを下げるだけでなく、

心疾患や脳卒中のリスクも下げると言われています。


歳をとっても、自分の歯でおいしく食べたいですし、

ぜひ歯間ブラシと定期歯科受診を。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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