「あの患者さんは歩けるのに、なぜうちの母は歩けないのか?」と家族さんから言われることがある。同じ脳出血でも患者さんによって全然程度が違うのである。同じ病名だからといって同じように回復するわけではない。年齢も、出血部位も、程度も、元々の基礎体力も、意欲も、個人差が大きいのだ。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) November 12, 2023
これは実際に言われたことがあります。
そんなことを言われても個人差がありますから。
◆ 「あの人は歩けているのに、なんでウチの親は歩けないんだ」
脳卒中は同じ病気でも個人差が大きくて、
たとえば同じ病名が脳梗塞でも、
麻痺がほぼない人もいれば、重度の麻痺の人もいます。
頭がしっかりしている人もいれば、
高次脳機能障害になって正常な判断ができない人もいます。
それだけではなく、
その人がもともと持っているポテンシャルが違います。
年齢も、損傷の部位も程度も、基礎疾患も、体力も、全然違うんです。
なので、他人は他人、私は私なのです。
他の患者さんは杖歩行できているのに、
ウチの親は車いすに座るのがやっとだ。
こういうことは残念ながらあります。
それはいろんな面で個人差が大きいということです。
◆ 他人と比べ過ぎない
たとえば脳卒中になり片麻痺になった場合、
人によって麻痺の回復ぐあいは違います。
ある程度予測はできるのですが、その予測の終着点は人によって違います。
なので、あまり他人と比べ過ぎて悲観しないことです。
どうしても自分よりよく歩けている人を見て、
「なんで自分はあの人のように歩けないんだ」
と思うかもしれませんが、
すべては個人によって違います。
他の人が良く見えるものですが、
まずは外野に振り回されずに、
自分自身に軸足を置いてリハビリです。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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岡崎です。
勝手に、WEB記事を引用しないで下さい。
迷惑です。