27762166_s.jpg





これはですねぇ。

けっこうあるあるなんですよ。


◆ 患者さんの持ち物管理はむずかしい



入院に際して、患者さんやその家族さんはいろんな物を持ってきます。

できれば最小限の持ち物だけ持ってくるのが理想です。

入院時の持ち物が多ければ多いほど、なくします。

なにかがどこかへ行きます。


少ない荷物のほうがなくしにくいのはその通りです。

しかし、少ない荷物だからといって、絶対になくならないというわけではありません。

無くすときはなくします。


もちろん、誰もなくなってもいいなんて思っていません。

なくさないように普段から気を付けていますし、

病棟スタッフは誰もなくなっていいなんて思っていません。


とくにしっかりした患者さんで自己管理をされている場合、

スタッフは極力触れないようにしています。

上記のツイートのような事態を避けるためです。


◆ なくなったら一緒に探します



もし入院患者さんの持ち物がなくなったら、病棟スタッフが一緒に探します。

入院時の持ち物チェックリストと照らし合わせることもします。


見つかればそれでOK。

でも、どんなに探しても見つからないこともあります。


なので、できるだけ高価なものや大事なものは持ってこないことです。

自分の家とは違う環境にしばらく暮らすので、「まさか」はあります。


なくなったら困る物はできるだけ持ってこないほうがいいと思います。


◆ 自己管理の持ち物は誰のせい?



今回の上記のツイートでは、

血糖測定器は患者さんの自己管理でした。


患者さんが自己管理している持ち物がなくなった場合、スタッフのせいでしょうか。


自己管理をしている持ち物は基本的にスタッフは触りません。

今回のツイートも、患者さんの持ち物には誰も触らなかったとのことです。


しかも、患者さんは、「自宅に退院してから」病棟に電話してきました。

退院時に荷物をまとめるときに分からなかったんでしょうか?

そういうしっかりしている患者さんは自分で荷物をまとめるので、

その点からも病棟スタッフのせいにして怒鳴られても…と思います。


自己管理をしている持ち物は、ご自身の管理責任でお願いします。


◆ 相手をビビらすことが目的なのだ






悲しいことに、こういう事態はあります。

患者さんの自己管理なのに、

しかも退院した後に言ってくる。


「お前の名前は〇〇だな!絶対忘れないからな!」


こう言ってくる人は、相手をビビらせることが目的です。

名前を憶えられてあとから何かされるんじゃないだろうか?

あとで拡散されたり、公的なところに通報されたらどうしよう


こうやって相手をぐるぐると恐怖の思考におとしいれるのが目的です。


なので、こういう相手には

自分は名前を憶えられても一ミリも恐怖を感じない

と堂々としているのが一番です。





ボクも石川さんと同じような手を使います。

こっちは名前を憶えられても一ミリも困らないし、ビビらない。

むしろ、自分から自分の名前を連呼しているぐらいです。


これであとから何か困ったことになったことはありません。


相手が捨てセリフを言った時点で、相手の負けなのです。


というか、

長年持っている大事な自分の持ち物はなくすのに、

つい最近知った私の名前は覚えるのね。


とにかく自己管理をしている持ち物は、ご自身の責任で管理しましょう。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




性病検査だけじゃない、
B型、C型肝炎や薬物反応、子宮頸がんリスクなども分かる
自宅で簡単性病検査


IMG_1724-removebg-preview.png

ふるたによしひさの発信は、こちらもどうぞ。
Twitterのフォロワーさんが6,600人を超えました。


YouTubeおしえて!看護師よしひさ先生 
 ↑チャンネル登録者数1000人超えました。




カテゴリ

タグ