
国民が広く知っておくことです。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) September 23, 2023
家族や自分も入院したらせん妄になる可能性があります。「んなわけないだろ〜」と思っていてもなります。特に夜間は暗闇が相当な悪さをします。せん妄患者に説得は無意味です。ベッドで大人しく寝ているというわけではないので、だから看護師はさらに大変なわけです。 https://t.co/LeV8EQD3Tg
せん妄は誰でも起きる可能性があります。
◆ 手術後、集中治療室など起こりやすい
ボクが以前の脳神経外科病院に勤務していたとき、
集中治療室に入院している患者さんがせん妄になることが多かったです。
手術後ということもありますが、
集中治療室という特殊な環境も悪さをしています。
多くの患者さんは家や職場で突然倒れて意識がなくなります。
救急搬送されてそのまま手術ということも多いです。
目が覚めると、いきなり特殊な環境にいることになります。
自分の身体にはいろんな医療機器やチューブが接続されています。
軽くパニックになることもあります。
このような環境ではせん妄になりやすいです。
で、実際にこの目で多くのせん妄をみてきました。
一旦せん妄になると大変です。
チューブは抜くわ、
暴れるわ、
本当に危険です。
なので、鎮静の注射をすることがありますし、
家族を呼んで落ち着かせることもあります。
◆ 夜間も多い
現在の回復期リハビリテーション病院はどうでしょうか。
回復期なので急性期とは違うからせん妄は起きないのでしょうか?
いいえ、回復期でもせん妄はあります。
特に夜間はよくあります。
「夜間せん妄」というものです。
暴れる、点滴を引っこ抜くなど同じく手が付けられません。
大変です。
なので、回復期でも鎮静剤を注射することがあります。
本人はせん妄を覚えていません。
たいていそうです。
環境によってせん妄は起こりやすくなります。
自分は大丈夫と思っていてもなる可能性があります。
家族が入院した時も同じです。
こういうことは起きることがあるのだ、と理解しておくことですね。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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