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「逃げる」ことは負けだと勘違いしている人は多いです。

違いますよ、単なる勘違いです。


◆ 逃げると闘うは同じこと



野生動物は、襲われたときの行動として、

逃げるか闘うかをします。

どちらも生き延びるためです。

相手は自分を食べようとして襲ってきているのですから、

闘って勝つか、逃げ切って命拾いするか、どちらかを選択することになります。


そう!!

つまり、逃げると闘うは同じことなのです。

どちらも「自分が生き延びるための手段」なのです。


生き延びれたらそれでいいのです。

だから、襲われた時、どちらがいいか瞬時に判断するし、

そこに「逃げたらプライドが許さない」なんて思わないでしょ。

逃げたほうが生きられると瞬時に判断したら全力で逃げるでしょ。

逃げながら闘うこともあるし、闘いながらスキを見て逃げることもあるでしょ。


逃げると闘うは同じなのです。

だから逃げたら負けとか、変なプライドは捨ててしまうこと。

男なら闘うのだ!闘ってこそ男なのだ!というのは勘違いで、

野生動物はオスだろうとメスだろうと逃げたほうが生き延びれると判断したら逃げます。

要は、生き延びることが大事なのですから、それが目的なのですから。


◆ 変なプライドがメンタルを壊す



人間も同じです。

脳科学的に言ってもそうなんです。

「逃げる」と「闘う」は同じことなんです。

どっちもアドレナリンが出ていますから。


だから、ヤバいと思ったら逃げましょう。

仕事を辞めるのが逃げですか?

いやいや、自分を守ったのです。


嫌な上司やパワハラ上司がつらくて仕事を辞めるのは逃げですか?

いやいや、自分を守ったのです。


自分が壊れてしまっては、逃げも闘うもないでしょう。


自然界は、生き延びることが一番大事なのですから、

動物はヤバい状況になると、「逃げる」か「闘う」かをするわけです。

逃げようが、闘おうが、生き延びれたら「勝ち」なんです。


◆ むしろ逃げたほうが無傷の場合もある



逃げようが、闘おうが、結局自分が生き残れたら「勝ち」です。

生きているだけで丸儲けとはよく言ったものです。


脳科学的にも、逃げると闘うは両方生き延びるための本能としてあるんです。





ところが、場合によっては逃げるほうが無傷ですむことがあります。

野生動物では相手と闘って勝ったとしても、自分も傷を負っているでしょう。

その傷が原因で結局死ぬかもしれません。


一方、いち早く危機を察知して早く逃げたら、無傷で生き延びれる可能性があります。

そうですよね?

闘うよりも、いち早く逃げたほうが、自分は無傷で生き延びれるのです。


人間社会も、相手と闘ってもいいですが、

たとえ勝ったとしても、自分の心に傷を負うことがあります。

勝ったんだけど、すっきりしない。

勝ったんだけど、胸がすっきりしない。

こういうことってありますよね。


むしろ、闘わずに、自分から距離をおいたほうが自分自身に心の傷を負わなくてすむとことがあります。

逃げたことで、自分はまったく傷を負わずにすんだということです。


逃げると闘うは同じことです。

なので、逃げたら恥ずかしいとか、沽券にかかわるとか、プライドが許さないとか思わずに、

逃げることは闘うことと同等である、ということを思い出して、うまく逃げてください。


早く逃げていたらメンタルを病まずにすんだのに、という人をたくさん見てきましたから。





それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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