
内服薬や点滴など、薬を扱っているときに話しかけるのはやめてほしいです。間違えの元です。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) May 23, 2023
看護師が薬を扱っているときは、周りの人は話しかけないでください。
とくに看護師さんやほかの医療従事者さんは!
◆ 薬を扱っている看護師には話しかけないで
内服薬、点滴薬など、薬を扱っているときは慎重になっています。
まちがえては大変です。
薬を間違えないように、看護師も慎重に慎重に扱っています。
と、こ、ろ、が!
薬を扱っているときに話しかけられると、集中力が一旦途切れます。
また扱いを再開したとき、間違えるかもしれません。
内服薬をチェックしているとき、
内服薬を配っているとき、
手に持っているとき、
点滴の準備をしているとき、
点滴薬のチェックをしているとき、
このようなときは話しかけないでください。
看護師が薬を扱っているときは、周りの人も見たらわかります。
薬を持っているんですから。
話しかけないでね。
◆ 海外の看護師も同じ悩みを持っている
「薬を扱っているときは話しかけないで」
これは世界中の看護師の共通の問題みたいです。
アメリカでは、サッシュマンがいます。
サッシュは「たすき」のことです。
アメリカのある病院の看護師は、
薬を配るときや点滴の準備をするとき、
サッシュ(たすき)をかけるルールになっています。
たすきをしている看護師は
「いま、薬を扱っているので話しかけないで」
という意味で、サッシュ(たすき)をかけています。
サッシュ(たすき)をしている看護師は、今、薬を扱っていますので、
たとえ医師であっても話しかけてはいけないルールになっています。
また、イギリスでは、「レッドエプロン」というやり方があります。
その名の通り、赤いエプロンをしている看護師は薬を扱っています。
レッドエプロンをしている看護師には話しかけてはいけません。
イギリスにはこういうルールをもうけている医療機関があります。
つまり、薬を扱っている時に話しかけられると
間違いのもとになるということです。
これは世界共通の問題なのです。
アメリカのたすき、イギリスの赤いエプロン、
こういうのっていいやり方だなぁと思います。
日本でもぜひやったらいいと思います。
というわけで、日本の看護師も同じです。
薬を扱っている看護師には話しかけてはいけません。
他の看護師に頼みましょう。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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私も入院していた時は、看護師さんが薬を扱っている時は、かなり神経を集中させているなと思ったので、話しかけることは極力抑えるようにしていました。
手違いされては困るのは自分だし、当然のこと。
海外みたいに、そうしたルールを患者に徹底し示す手段があってもいいと思います。
アメリカのたすき、イギリスの赤いエプロン、良い方法ですね。
日本でもできませんかね。
老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) さん>>
そうなんです。
日本でもぜひ導入したいと思っています。
Nobuzoさん>>
ボクもとてもいいアイデアだと思います。
導入して試したみたいです。
上司を説得してみます。