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部下や後輩が辞めていくのはしかたないでしょう。

辞められると困るのですが、

先輩が特にダメージを受ける辞め方があります。


◆ 部下は、ある程度育ったら辞める



「そろそろリーダーをやってもらおう」

「そろそろ難しい患者さんの担当をしてもらおう」

「次は新人教育係をやってもらおう」


今まで手塩をかけて育ててきた後輩が、いよいよ次のステージへ行ってもらおうというときに、後輩が辞めてしまうと、先輩はとてもダメージを受けてしまいます。


せっかく立派に育ってくれていたのに…。

あんなに一生懸命教えたのに…。

なんで…。

こう思うのも無理はありません。


医療介護の現場は超人手不足です。

一人でも育ってくれて、いろんなことができるようになってくれたら、それはそれはうれしいです。

なので、先輩は一生懸命教えますし、サポートもします。


でも、育ったら辞めちゃうんですよね。

これはとてもダメージが大きいです。


◆ 看護師は特にこの傾向がある



看護師って出世しても給料がほとんどあがりません。

逆に下がることが多いです。


これは、このブログで何度も書きました。

ヒラから主任に出世すると、給料が下がります。

夜勤の回数が少なくなるので、給料が下がります。


出世した分の役職手当はほぼないので、夜勤代をまかなえません。

夜勤したほうが給料いいのです。

だから、ヒラのほうが給料がいい。

だから、ヒラがいいと思っています。


看護師は特にこの傾向があります。

ヒラのほうが給料がいいしね。


主任になっても、仕事が増えるばかりで給料減るし、いいことなし。

出世したら給料さがるなんてどういうことやねん!

というわけで、出世しそうになったら辞めちゃいます。

ほんとにそうです。


看護師は出世を嫌がって、ある程度育つと去っていきます。

「来年ぐらいに副主任になりそうや…」

こう察知すると、来年までに辞めます。

「ヤバい、出世しそう…」

責任が重くなり仕事が増え給料が下がる。

これはまずい、辞めよう。ということになります。


ある程度育ったので、次、どこに行っても即戦力で動けますから転職しやすいんです。


看護師の確保をどうするか?

看護師の教育をどうするか?

これを解消するには、こうしたおかしな構造をなんとかしないといけません。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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