
社会人になれば自分の得意を自覚することはとても大事。「好きなこと又はやっていて面白いこと+少々難しくても楽しめること」が仕事の上での自分の得意なことだと言える。採血が得意という人は、難しい血管を見つけることが好きでそこに上手く針を入れるのが面白い。苦手はその逆。得意を見つけよう
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) March 16, 2023
得意なことをみつけることは大切です。
看護師の場合、採血のときの血管を見つけるのが苦手な人がいます。
けっこう多いですね。
採血が苦手な人のための採血成功術とは?
◆ やみくもに針を刺してもだめ
採血は、針を必ず血管に命中させる必要があります。
必ずです。
「だいたいこのへんだろう」
と針を刺しても、命中しなければ採血は失敗します。
血管に針を入れないかぎり、血液は採取できません。
血管に針を命中させるのは難しいことです。
看護師になる前のビジネスマンのときは、
「特に男のぷくっとした血管とかなら楽勝でしょう」
と思っていました。
ところが、実際に男性のぷくっとした「良い血管」に針を刺しても失敗することがあります。
そう、採血は難しい医療行為なのです。
やみくもに針を刺してもだめです。
なので、もともとぷくっとした血管がわかりにくい人は、非常に困難をともないます。
◆ 正中付近に必ず血管はある
腕がつるんとしていて、駆血帯のゴムで腕をしばっても、ぷくっとした血管が出てこない人がいます。
「????ど、ど、どこに血管があるんだ???」
と、腕をなめるようによく見ても血管がわからない人がいます。
ボクの経験上、こういう「つるん」とした腕の人は、肘の周りをよくよく探すと血管が見つかることがあります。
腕の肘の内側、ちょうど関節が曲がるところの内側は「正中(せいちゅう)」と言いまして、比較的血管が出やすいところです。
「正中」で血管がわかればいいのですが、もし「正中」に血管がわからなかったら、その周辺を探します。
すると、かすかに血管のぷくっとした感覚を得るところが見つかります。
この「かすかなぷくっとした感覚」は、非常に繊細で、初心者ではわかりません。
ほんとうにわかりにくい「ぷくっとした」感覚なのです。
「こ、これ、け、血管なのかな?」
と不安になるようなぐらいのふくらみです。
経験の浅い看護師さんは非常に見つけるのが困難です。
ところが経験を積んでいくと、不思議なことにわかるんですね。
ようやくボクもこの境地にたどり着きました。
肘の内側「正中(せいちゅう)」か、もしくはその周辺を探すのがコツです。
ボクの経験上、そこに必ずあります。
どんなにつるんとした腕でも、必ずあります。
この繊細な感覚がわかるかどうかです。
◆ 普段からゲーム感覚で血管を探す
採血がうまいかどうかは経験がものをいいます。
経験を積むしかないのですが、普段から人の血管を見ることはとても大切です。
とくにぽっちゃりした人はお肉で血管のぷくっとした感覚がわかりにくいです。
こういう人の血管を探すとか、
高齢でやせ細っている人の血管を探すとか、
女性の腕をみせてもらうとかすると良い練習になります。
女性の腕は男性よりもつるんとしていて弾力があり、血管のぷくっとした盛り上がりがわからないことが多いです。
なので、女性の腕で血管探しゲームをすると良い練習になります。
実際に採血しなくても、お願いして腕をみせてもらい、血管のぷくっとした盛り上がりの感覚を探すだけでもいいです。
いろんな人の腕をみることで、自分の指先の感覚が研ぎ澄まされていきます。
自分の指先の感覚が血管を見つけますので、指先感覚を鍛えることをしていくのが上達への道です。
ちなみにボクの正中はベテラン看護師でも血管を見つけにくいです。
採血ではいつも正中より少し横にずれたところの血管を標的にされます。
ボクの正中の血管は非常にわかりにくいようです。
看護師泣かせの血管でごめりんこ。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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私も看護師さん泣かせの血管のようです。
採血の際は決まって、腕のそこら中探しまくられます。
たまに腕をひっくり返されたリもしますので
そんなにしなくてもと思ったりもしておりましたが
最近では慣れっこになりました
一度総合病院で研修生らしき方に
採血してもらった時
血がプシュ〜っと噴き出してとっても慌てられた事も・・・
本人はへっちゃらでしたけど 笑
私も看護師さん泣かせの血管で、ここにあるんだけど逃げる血管だ!
とよく言われ、何回も針を刺されます。
大ベテランの看護師さんなら1回で済むんですけどね(笑)
当方も看護師泣かせっすは。
ほな。
看護師さん泣かせの方が思いの外いらして安心しました(笑)。私はどちらの腕からも採血できずに、左手首の血管から採血されたことがあります(泣)。もちろん採血は仰向けになった状態でやっていただきます。献血にトライしたこともありますが、針を刺して気分が悪くなり「オレンジジュース」だけ頂いて帰りました。
何度も採血をしてもらっていると、自分の血管の場所がなんと感じられるようになって、採決時には看護師さん腕前はどんなもんか観察するようになってしまいました。
出来る看護師さんの場合は、血管の場所を探り当ててるのに、Okなのに、ほとんどの方がここですかねと聞いて来ます。
それにしても採血の技術、いつも抜かれながら、最早職人芸の世界だなと感服しつつ、経験不足な方には出来るだけ協力するよう努めています。