こういう判決をみると、高齢ドライバーで注意判断能力の低下がある人は運転させないようにしないといけないと思う。90歳でも実刑ですよ。刑務所行きですよ。執行猶予が付かないんですよ。「高齢だから」ということでは許してもらえないんです。 https://t.co/8CTNFx3h8j
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) March 10, 2023
おととしの11月、大阪狭山市のスーパーマーケットに車が突っ込み、死傷者が出た事故で、車を運転していた90歳の被告に対して禁固3年の実刑判決がでました。
◆ 90歳でも実刑判決になる
当時89歳だったドライバーは現在90歳。
いいですか、90歳で実刑ですよ。
執行猶予が付かないんですよ。
もうこういう時代なんです。
高齢だからということで大目にみてくれるような時代じゃないんです。
90歳でも刑務所に行くんですよ。
◆ 高齢になったらやはり運転はやめたほうが…
ボクは高齢になったら運転はやめたほうがいいと思います。
もちろん、一律全員というのは反対意見が多いかもしれません。
一律でなくても、
高齢になると誰でも身体能力や認知機能が衰えますから、これは仕方ないと思います。
50歳を過ぎると、同時に3つのことがやりにくくなると言われています。
若いときは別になんのことはなくできていても、だんだんとできなくなるんです。
そういうものです。
90歳になると、ほとんどの人はなんらかの認知症があると言われています。
とっさの判断ができなかったり、集中力が落ちたり、
同時に2つのことがやりにくくなります。
同時に2つのことですよ。
これができないんなら、運転はできませんよね。
「俺は大丈夫」と思っていても、思っているだけです。
誰でも衰えます。
◆ 認知症になると運転できない
認知症でもいろいろありますし、程度もまちまちです。
とはいえ、認知症になると運転できません。
警察庁の「認知症高齢者の運転免許更新に関する診断書作成の手引き」に
「認知症」であることが判明した場合は、道路交通法に基づき、免許の取消し等となり、自 動車等を運転することはできません
と、はっきり書いてあります。
関連リンク≫ 認知症高齢者の運転免許更新に関する診断書作成の手引き」
認知症と診断されたら、運転免許取り消しになるんです。
でも認知症の本人が頑固で
「おれは絶対に免許返納しない!」
と言っていたらどうしたらいいのでしょうか?
◆ 医師が公安委員会に通報して強制的に免許返納ができる
この制度を知らない人がいるので、ぜひ知っておきましょう。
「おれは絶対に免許を返さない!」
「おれはボケとらん!バカにするな!」
と、頑固に返納拒否をしている場合、どうしたらいいのか?
医師が診察して「認知症です」と診断されたとします。
本人が頑固でどうしても免許返納しない場合は、
医師が公安委員会に電話して通報すると、公安委員会が本人のところにやってきて強制的に免許を取り上げます。
認知症は運転できないという法律上のルールですから、お上がやってきて取り上げるんです。
これだといくら本人が「嫌だ、嫌だ!」と暴れようがどうしようもないですね。
でもまあ、公安委員会の本音は
「できれば家族が説得して自主的に返納してほしい」
そうです。
わかりますよ。
医師の通報で知らない人の家に行って、強制的に免許を取り上げるんですから。
公安委員会の人もやりたくないそうです。
できることなら強制的にやりたくないそうですが、
本人が誰も説得にも言うことを聞かないので仕方ありません。
事故ったら他人に迷惑がかかるし、本人も人生が台無しになりますから。
◆ まとめ
高齢ドライバーはできれば免許返納を。
90歳でも実刑判決になります。
しかも執行猶予もつきません。
誰でも高齢になると身体的精神的におとろえます。
どうしても免許返納しない場合は、
認知症の診断をもらって医師が公安委員会に通報したら強制的に取り上げられます。
でもこれは最終手段としましょう。
本来は家族が必死になって説得して、自主返納を目指しましょう。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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今年72歳になる、私としては、現在、介護施設の運転手で、週一回土曜日のみ、朝昼夕がたと送迎をしておりますが、あと3年で免許更新を迎えます。現在のとこ、更新はしないつもりですが。今後の衰えの状態が心配です。お金の方が、もっと心配ですが。
早く完全自動運転の車が出来ることを切に望みます。
確かに高齢者の運転は危険が伴いますね。
わたしも80田舎住まいなので田舎住まいなので車がないと
買物も出来ないので困ってます。
こんばんは。今回の記事まさにドンピシャでした。父親がまさにそうなんです。先週他人の家の庭に車突っ込んだんです。免許返納を家族、父親の兄弟説得してるのですが歓呼で絶対返納してくれません・・・。実は原発不明ガンで主治医がホスピス提案されてるので免許返納しないのなら病院で入院してほしいところなんですが、ホスピスって何か条件あるんでしょうか?今ソーシャルワーカーが連携してくれているのですが、イマイチどうするのかこの先どうしたらいいのかがわかりません。もしご存じでしたら教えていただけたらありがたいです。お忙しいでしょうからいつでも結構です!!
昨年、私は91歳の方にバイク毎跳ね飛ばされてしまいました。
私は意識を失っていたのですが、無傷なのが不思議なぐらいの事故だったみたいで・・・
体の制御が効かない(車も制御できない)から、重大事故になってしまう怖さを
わかってほしいです。
かずあきさん>>
お仕事大変ですよね。
どうぞ無事故で過ごせますように。
エンジェルさん>>
あと何年かしたらもしかしたら…。
できているかもしれませんね。
お散歩爺さん>>
無理しないことが一番です。
どうか無事故で過ごせますように。
みぃにゃんさん>>
その主治医の紹介状が必要です。
ホスピスへ入院する流れとしまして、
①行きたいホスピスへ電話する
②見学、相談をする
③ホスピス面談をする
これが大事です!
ホスピス面談のときに主治医の紹介状が必要です。
このときに、レントゲン、CT画像とその所見、
血液データも必要です。
これらはかかりつけ医に言えばもらえます。
あとは、そのホスピスの質問記述用紙に答えます。
④ホスピス内で検討委員会を開催される
⑤検討委員会で認められたら、ホスピス入院です。
②はなくて、いきなり③になることもあります。
ただし本人が入院拒否するかもしれませんね。
まずは家族が本人に必死にお願いします。
できれば、本人の兄弟や偉いさんに言ってもらうのも効果的です。
お医者さんの言うことならきく場合もあります。
また、高齢者は
「公的なことは守ろうとする」
「公的なことは言うことを聞く」
という特性があります。
どうしても面談や見学行かないのなら、
「がんになったら市から専門病院の検診が義務なのよ」
「がんになったら市の専門医の面談が必要なのよ」
「市からそういう健康相談通知が来ているのよ」
と、市とか県とかの公的なことを持ち出すと言うことをきくことがよくあります。
高齢者はこういう公的なところから言われたら言うことをきくんです。
嘘も方便ですので、うまく使いましょう。
あと、免許の返納ですが、
記事にも書いていますように、
認知症の診断をもらったら、
医師が公安委員会に電話すると、
公安委員会が家に来て、強制的に免許返納されます。
最終手段です。
公安委員会が取り上げるので、家族のせいではありません。
既に交通事故を起こしているので、
検査をしたら認知症になる可能性が高いです。
ぜひご検討ください。
tai-yama さん>>
高齢者は自分はまだ大丈夫だと信じている人が怖いです。
だいたい、
認知症が進んでしまって、運転してはいけない人にかぎって、
「俺は大丈夫だ!」
「俺はボケとらんわ!バカにするな!」
と、言います。
ボケている人にかぎって、こう言います。
本人がこう言い始めたら、
周りの人は、
「ああ、ボケているわ。こりゃだめだ。運転させちゃだめだ」
と思いましょう。
交通の便はまあまあの地域に住んでますので、とりあえず「75歳」で車の運転は引退しようかと…。でも、その前に認知症になったら…。