
認知症患者さんは、なるべく早く退院したほうがいいね。認知症は環境の変化に弱い。入院したら混乱して昼夜問わずソワソワして歩き出します。最低限のことが整ったら、早期に退院して元の環境に戻してあげるのが本人のためでしょう。特に歩ける認知症患者さんは。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) November 30, 2022
認知症患者さんの入院はできるだけ短いほうがいいです。
◆ 認知症患者さんは早期退院が望ましい
認知症は環境の変化にとても弱いです。
入院をして、いつもと違う環境に身を置いていると不安で仕方なくなります。
どうしてここにいるのかもわかりませんから、
「自分は知らないところに連れてこられた。帰らなきゃ」
と、帰ろうとします。
帰宅願望がある認知症の人は、いろんな試みをしても、
結局帰ろうとします。
一見、帰宅願望がおさまったようにみえても、
どこかでまた帰ろうとします。
夜目が覚めたら、帰ろうとしますし、
とにかくずっと落ち着きがない人が多いですね。
なんで入院しているのか理解ができませんし、
説明しても1分か2分ぐらいで忘れる人もいますから、
説明を尽くしてもだめです。
1分で忘れます。
環境の変化に弱いので、ある程度帰れるめどがついたら、早めに退院して元の環境に戻ってもらうのだがいいです。
◆ 帰れないケースもあるけど
できれば入院をせずに自宅でいろんなサービスを投入して過ごすのがいいでしょう。
訪問看護、訪問介護、訪問リハビリなど、自宅でできるサービスはあります。
自宅でやれることは自宅でするのが、認知症患者さんにはいいでしょうね。
ところで、入院をすると、もう自宅に帰ってきてほしくないという家族がいます。
認知症で夜中に起きて「ご飯はまだか?」「財布がない」「服がない」など、寝ている家族をおこしてくる人がいます。
また、家中に排便をしたり失禁をしたりする人もいます。
こういう家庭では、一旦入院すると家族はやれやれと思って、もう帰ってくるなということがよくあります。
夜は起こされることなくぐっすり眠れるし、糞尿で家を汚されることもないし、
イライラカリカリすることもなくなります。
こういう家庭では、自宅退院は拒否され、高齢者施設へ入所することがよくあります。
そうなると、「施設待ち」で入院期間が延びることがあります。
それぞれの家庭の事情がありますから、
こんだけ動けるんなら早く自宅退院してと思いますが、
そういうわけにはいかないことがあります。
逆に認知症になっても家族が手厚くみるという家庭もあります。
認知症の家族とともに暮らすのがつらい、と思ったら、
早めに地域包括支援センターなど、介護福祉の専門家に相談されたほうがいいですね。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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