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病気によって食べることに障がいが出ることがあります。

また、加齢によっても食べることに障がいが出ることがあります。


◆ 安全な食事は環境と姿勢から





食べるという行為は非常に複雑です。

ごっくんができる喉の機能が正常であることや、

噛むこと、

食べるときの姿勢、

周りの環境、

食事形態、

食べかた

など、さまざまなことが複合的にからまって実施されます。


特に、食べるときの姿勢や食事形態は重要です。


足が中に浮いていている場合、体がふらついたり、お腹に力が入らなかったりします。

お尻が痛くなったりいて、長時間の座位がとれません。

姿勢は食べる第一歩です。


◆ 入れ歯は調整すること



入れ歯は年月によって少しずつ合わなくなることがあります。

しばらく装着しないでいると、歯茎が少しずつ変形してきて、入れ歯が合わなくなります。


高齢者の入れ歯をみると、自分の歯ぐきに合わなくなっている人がけっこういます。

装着自体に違和感を感じますので、おいしく食べられません。

入れ歯は早目に調整しましょう。


食べる時に、一口量が多い人がいます。

若い時は大丈夫でも、高齢になると誤嚥をおこすきっかけになります。

落ち着いて食べるほうが安心です。

しかし、長年の癖はなかなか直りません。

ティースプーンを使うなどして、安全に食べられるように工夫します。


誤嚥は姿勢や食べるときの環境が影響します。

食事は安全で楽しいものでいきたいですから、

食べることに妨げになるようなことは、早めに改善しましょう。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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