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職場でうつ病になっているスタッフがいます。

これはうつ病になった本人の問題ではなく、みんなの問題です。


◆ 他にもうつ病がいると思いましょう



「職場に一人のうつ病者が出ると、隠れうつが10人いる」

そうなんです。

一人のうつ病者だけでなく、他にもうつになっているスタッフがいると思いましょう。


うつ病を発症させるような職場は、ほかのスタッフが無傷ということはないのです。

ほかのスタッフも心が病んでいるもの。

ここは多くの人をうつ病にさせる職場なんだと認識しましょう。


自分の職場をそう思いたくはないかもしれませんが、

現実にうつ病になったスタッフがいるということを避けてはいけません。


◆ 実はあの人も…



「ふるたにさん、実は他の病棟の私の同期の子もうつになって…」

と、教えてくれた後輩看護師がいます。


他の病棟にいる同期の看護師がうつになったというのです。

今はクリニックに通院して薬を飲んでいるそうです。


やはり、一人のうつ病者がいるということは、ほかにもうつ病や予備軍がいるのです。


こうしたことは病院スタッフに限らず、どこの職場にも言えます。

一人のうつ病者が出たら、職場全体の問題として考えなければいけません。


しかし、会社の上層部にこうした考えを持っている人は少ないかも知れません。

「気が弱いからだろう」

「精神的に弱いんだ、だからうつになるんだ」

という間違った考えを持っている人はけっこういます。


うつ病は誰でもなる可能性がある、ということを広めないといけないですね。



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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