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「なんで悪くなるんですか?入院しているのに」

と、入院中に状態が悪くなったことに対して不信感を持つ家族さんがいます。

だけど、入院中に状態が悪くなることはよくあります。


◆ 入院中に状態悪化することはあります



入院中に認知力の低下がおこったり、

廃用といって手足の筋力が衰えてしまったり、

新たな病気が発見されることはあります。


特に高齢者の場合は非常によくあります。


もちろん病院にいるので、こうした変化はわかりますから対応しますが、

対応したからといってすべてが改善するとはかぎりません。


特に廃用症候群や認知症の進行はどうにもできないことが多いです。


◆ 入院中にご飯を食べない患者さん



このケースも時々あります。

患者さんがご飯を食べないということがあります。

いくら勧めても食べません。

食事メニューを変えても食べません。


「馬を水場に連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることはできない」

という言葉がありますが、

まさに、食事は提供できるが、本人が食べるか食べないかは本人次第ということです。


これは本当に困ります。

特に回復期リハビリテーションは、体を動かすことが大切なので、栄養を摂ることは非常に大事だからです。


ご飯を食べないと点滴をすることになります。

しかし、点滴はあくまでも対処療法なので、やっぱり基本は「食べる」ことです。


◆ 認知力の低下



高齢の場合、本当によくあります。

入院中に認知症が進行し、かなりボケボケになってしまうケースです。


特に夜になると「家に帰る!」といって、本当に帰ろうとします。

昼間も「なんでここにいるの?」と混乱します。


入院することで認知の低下が起きることはよくあります。


別のパターンでは、

もともと認知症だったのですが、入院したことで認知症があることがわかったというケースです。

特に一人暮らしの高齢者の場合、子どもは自分の親が認知症になっていることを知らないことがあります。

また、同居していても、親の認知症が意外と進行していることを知らないことがあります。


入院したことで認知症があることがわかって、

「親はこれができない、あれもできない」

と、病院側から説明を受けたときにびっくりされます。


「いや、親はそんなにボケていないはず!そんなにボケていない!」

と反発する子どもさんがいますが、親と一緒に暮らしていないと分からないものです。

一緒に暮らしていても気付かないうちに認知症が進行していることがあります。


認知の低下や認知症の場合、早期に退院して元の環境に戻してあげるのが最も大切です。

入院を長引かせるほど認知は落ちていきます。

認知症こそほんの短期間だけの入院にするべきです。

入院すればするほど悪くなります。


これ以外にも入院中に悪くなるパターンはいろいろあります。

病院にいるからすべてはいい方向に向かっていくはずだ、と思いたいところですが、

そうはならない患者さんも多々いることを理解してもらいたいです。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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