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2022年9月16日のプレスリリースで、東北大学が超音波治療によってアルツハイマー型認知症が有意に改善したとする研究発表をしました。


◆ 人での治験で有効性と安全性を確認



東北大学大学院の下川教授らは、低出力パルス派超音波がマウスのアルツハイマー病モデルにおいて、有効で且つ安全であることを示し、その作用機序をあきらかにしてきました。


2018年~2021年にかけて早期アルツハイマー病患者を対象に、探索的治験を開始しました。

その結果、この低出力パルス超音波治療の安全性と有効性を確認しました。


今まではアルツハイマー型認知症に対する治療といえば、進行を遅らせると言われる内服薬「アリセプト」などを服用するぐらいでした。

今回の超音波治療が普及すると、画期的なことでしょう。


◆ 患者さんはベッドに寝ているだけ



この低出力パルス超音波治療は、LIPUSといって、頭にヘッドギアみたいなのを付けてベッドに寝て治療します。

スクリーンショット 2022-09-24 233255.png

図:東北大学より

↑上のようなヘッドギアを頭に付けて、ベッドに寝ます。

特殊なパルス超音波を20分間にわたって全脳照射、5分間の休憩をはさんで全3回、合計60分の照射をします。

この治療を隔日で3回実施することを1クールとします。


実験では、安全性の治験は1クール、ランダム化比較試験は3ヶ月の間隔を置いて合計6クール、計1年半の治験をおこないました。

その結果、安全性と効果を確認できたそうです。


超音波治療といえば、脳卒中後の麻痺の改善にも使われています。

患者さんは超音波を照射されても痛くもなんともありません。

なので、苦痛を感じるような治療ではありません。


◆ アルツハイマー型認知症の治療に光か



プレスリリースによると、2025年にこのパルス器機の製造販売承認申請へ持っていきたいそうです。

すでにスタートアップ企業「サウンドウェーブイノベーション」という会社が設立されいまして、ここからの販売を目指しているそうです。


認知症のなかでもアルツハイマー型認知症は一番多い認知症になります。

この治験では「軽度のアルツハイマー患者」に対して実施されています。

今後の研究が進み、もっと広く適応できればいいですね。


2025年に承認されて、一般の病院に広まればいいなあと思います。





それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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