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健康な人はピンとこないかもしれませんが、自分の痰で死ぬということがあります。


◆ 泉のように湧き出る痰



看護師をやっているといろんな患者さんに遭います。

痰がありえないほど多い患者さんがいます。

しかも、そこそこの頻度で痰がめちゃくちゃ多い患者さんに遭います。

世間にはけっこういらっしゃるものです。


どれぐらい痰が多いかといいますと、

いつ窒息してもおかしくないほど、です。


吸引で吸っても吸っても追いつかない…。

一旦吸引の手をとめても、またすぐに「ゴボゴボ…」と痰がからんでくる。

「いったいいつまで吸引したらいいんや?」というぐらい、とめどなく痰が引けます。


看護師になる前はこういう人がいるのは想像できませんでしたが、実際にいらっしゃいます。

特殊な患者さんではありません。

痰がとても多い患者さんは、けっこういるのです。


◆ いつ窒息してもおかしくない



痰を、「たかが痰」と軽く見てはいけません。

死にます。

本当に死にます。


なので、看護師としては「痰がとめどなく出てくる患者さんは怖い」です。

あまり訪室しないでいると、その間に痰で溺れていることがあります。

本当にあります。


肺炎の患者さんや、食道や気道に問題がある患者さんは、痰が多くなる傾向があります。

個人差はありますが、1時間に数回吸引しないと、命が危ない人もいます。


テレビなどで痰の吸引が必要な病児保育や病児の学校生活をどうしようという特集があります。

学校や保育園に吸引ができる看護師がいないと登校できない、と言っていますが、まさに吸引ができないと命にかかわるからです。


痰を「たかが痰」と軽く見ないことが必要です。


◆ 特に夜間は怖い



ボクは何度も痰の恐ろしさを経験しました。

特に夜間は怖いです。


スタッフの人数が少ないからです。

夜間はそんなに頻回に巡視しないものですが、痰が多い患者さんは別です。

頻回に訪れて吸引しないといけません。


ナースコールが多くて訪れるのが遅くなると、口から痰があふれて流れていることがあります。

それぐらい痰が多いんです。


痰で本当に死にますので、けっこうシビアな看護が必要です。

神経も使います。


ここは病院だからまだ対応しやすいですが、もし、在宅なら…。

家族は吸引のために夜間も眠れませんね。


家族はしょっちゅう起きて痰の吸引をしないと患者は死ぬ可能性があります。

うっかり朝まで寝入ってしまったら、

起きた時はもう…、ということがあります。


外出もポータブル吸引器とともに外出する必要があります。

一人で家に置いておくと、痰で窒息しているかもしれません。

在宅介護をしている方は本当に大変だと想像します。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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