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でましたー。またまた「国の借金大変だー」って言っていますね。

もういい加減にこんな嘘を報道するのはやめてほしいです。

国民のなかにも、このままだと本当に財政がヤバイと思っている人がいますので深刻な問題です。


◆ 財務省自身が「債務不履行はない」と公表している



財務省　デフォルトは考えられない.png



日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。

財務省自身が、「デフォルトは考えられない」と公表しています。

債務不履行はない、ということです。


日本はほぼ100％自国通貨建て国債なので、破綻する可能性はゼロです。


というか、人類史上、自国通貨建て国債で財政破綻した国はありません。


ギリシャはユーロ国債だったので、欧州中央銀行しか貨幣発行できませんから財政破綻しました。

過去にロシアもアルゼンチンも財政破綻しましたが、それはドル建て国債だったからです。


日本は、日本政府が日本円で日本の国債を発行しているので、日本円を発行できる政府は絶対に破綻しません。

ていうか、どうやったら「支払い不可能」になるのでしょうか。

支払い期日がきたら、自分で貨幣を発行して返せばいいだけです。


今、この時点でも、上記の財務省のリンク先に書いてあります。

財務省自身が「財政破綻しない」と公言しています。

実際にクリックして見てください。


◆ 国債発行は貨幣発行



「国の借金が過去最大の1255兆円。国民一人あたり1000万円の借金」

大嘘、大嘘、まったくの嘘です。

（誤）国の借金→（正）政府の負債

（誤）国民の借金→（正）国民の借金ではない


お金というのは、貸借関係が成立してこの世に生まれます。

誰かがお金を借りるというのが成立して、お金が生まれます。


たとえば住宅ローンを組もうとして銀行から3000万円を借りるとします。

銀行はその3000万円をどこから調達したのでしょうか？


正解は、単に通帳に「3000万円」と数字を書いただけです。


銀行はみんなから集めた預金からお金を貸してくれるのではなく、

貸借関係が成立した時点で、「無からお金を創造した」のです。

これをMoney Creation（信用創造）といいます。

お金は、貸借関係が成立したら無からこの世に生まれます。

どこからも調達する必要がありません。


読者のみなさんのなかに、銀行からお金を借りたことがある人がいると思います。

その借りたお金は、あなたと銀行との貸借関係が成立した時点で、銀行が「無から生み出した」のです。

あなたの銀行通帳に、たんに数字を書き込んだだけです。

こうして、信用創造で無からお金はこの世に生まれています。


政府の負債も同じです。

税金は使われません。

信用創造で無からお金が生まれています。

政府も同じなんです。

政府はお金を生み出すことができますので、国債発行は貨幣発行です。

政府が発行した国債は、貨幣を新たに発行したということです。

政府は日銀との間に貸借関係を成立させ、新しく貨幣を発行するということが国債発行です。

その発行残高にすぎません。

それが「過去最高1255兆円！大変だー！」とマスゴミは言っているのです。

ほんと悪質です。

貨幣発行の発行額にすぎないのに。


◆ 誰かの赤字は誰かの黒字



これもずっと言い続けていることですが、

誰かの赤字は誰かの黒字です。

誰かの負債は、誰かの資産です。


政府の負債が1255兆円というのなら、その反対側に同じ額の資産を持つ人がいます。

国民（民間）ですね。

そういうことです。


まあ、税金で回収されますので、市中に出回っているお金の総量は減らされます。


つまり、政府は自分でお金を無から創造して、税金としてあとで回収しています。

政府は税金を頼りにしなくても国の運営が可能ということです。


でも税金には税金の大切な役割がありますのでとらないわけにはいきません。

税金は大切なのですが、実際の実務は、国は税金に頼らずに無からお金を生み出せますので、税金は財源ではないということです。


国債発行は貨幣発行ですので、国債発行をすると国民の銀行預金が増えます。

一番わかりやすいのは、２年前の国民一人あたり一律10万円支給ですね。

あのとき政府は約13兆円の負債を増やし国債発行をしました。

そうしたら…

国民側は13兆円の銀行預金が増えましたよね。

誰かの負債は、誰かの資産。

政府が13兆円の負債を背負ったおかげで、国民が13兆円の資産を得ました。

これでなにか問題でもありましたか？

税金を一切使わずに、国民の資産を増やすことができます。


◆ 貨幣観を改めて弱者を救う



多くの国民は、銀行はみんなから集めた預金からお金を貸していると勘違いしています。

多くの国民は、政府はみんなから集めた税金の範囲内でやりくりしないといけないと勘違いしています。

アメリカも、中国も、イギリスも、そんなことしていませんから！

する必要はありません。


アメリカはコロナ対策で600兆円以上も使ったんです。

コロナだけですよ。

税金の範囲内でやりくりしなきゃっていう考えで、コロナだけで600兆円も出しますか？

国債発行して貨幣発行ができる政府は、税収の範囲外であってもお金を生み出せます。


この事実を知ることで、弱者を救うことができます。

日本はたった一回、しかも10万円だけでしたが、

海外はもっと手厚いコロナ対策をしました。


日本人は、「財政が大変だから無理」とか、

「政府はお金がないから無理」とか、

「税金の範囲内でやりくりしないといけない」とか、

「国の借金はあとで返さないといけない」とか、

間違った考えが広く支配しています。

これでは弱者は救えません。


海外ではコロナでもあんなに手厚い支援ができたのは、

コロナでも経済成長しているのは、

この上記の考えがないからです。


日本人はなにかをするためには、なにかを我慢しないといけない、と考えがちです。

「社会保障費を増やすためには、防衛費を削らなきゃ」

「津波対策をするためには、高速道路の建設を減らさなきゃ」

間違いです。

両方すればいいのです。できるんですから。

弱者を救いましょう。

政府は税収に頼らず国の運営が可能です。

各国を見ていたら分かりますよね。

それでなにか問題でも？

問題は一個ありますね、インフレ率です。


というわけで、

①財務省自身が「財政破綻しない」と公言してる。

②国債発行は、貨幣発行。

③お金は無から信用創造される。

④政府は税金を当てにせず国の運営が可能。

⑤国の赤字1255兆円は、貨幣発行の額にすぎない。

⑥というか、過去に誰も「国の借金を返していない」

⑦これからも返す必要はない。

⑧自国通貨建て国債では、債務不履行は起こりえない。

⑨国債発行すると国民の資産が増える。

⑩税収は税源ではない。税の範囲内でやりくりする必要はない。


事実なので。

今現在、実際におこなわれていることです。


日本がこれほど弱者を救えない国になっているのは、

多くの国民や議員が、お金に関して勘違いしているからです。

税収の範囲内でやりくりしないといけないと勘違いしているからでしょう。

国の財政はヤバイ、このままだと財政破綻すると勘違いしているからでしょう。

税は税源だと勘違いしているからでしょう。

銀行は、みんなから集めたお金で貸していると勘違いしているからでしょう。


なぜ日本は先進国のなかで最も経済成長していないのか。

なぜ何十年も賃金が上がらないのか。

貨幣観を改める必要があります。

そうしないと、隣りの中国がなぜあれほど経済成長しているのか理解できないでしょう。


読者のみなさんのなかにも、「ええー！国の借金が1255兆円！やばー」と思っている人がいましたら、間違いです。



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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