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急性期は治療がメイン、回復期は治療後のリハビリがメイン。

こんなイメージを持っていませんか?

ボクは持っていました。

特に急性期病院で勤務していた頃は、「回復期って重症患者はいないんだろうな」と思っていました。

ところが、そういうことではなかったです。


◆ 意外と多い重症患者



昔はそうでもなかったそうですが、

ボクが急性期病院から回復期病院に転職して思ったことは、

「意外と重傷者多いやん」

ということです。


ボクが急性期病院にいたときは、けっこうしっかり治療してから回復期へ送ったものですが…。


こういう急性期病院の経験がありましたので、

回復期病院にいる患者は軽症かメインの治療が終わっており、あとはリハビリに専念する患者ばかりだと思っていました。

ところが、現実はけっこう重症者が多い。

なかにはあきらかにリハビリどころではない患者も含まれています。

こ、これはどういうことですか?

なんでこんな状態で回復期病院に転院したのですか?

という患者が意外といますので驚いたものです。


◆ 急性期病院は早く送りたがる



今の診療報酬制度では、急性期病院は早く退院させないと儲からないようになっています。

急性期病院ではだいたい2週間以内で退院か別の病院に転院させます。

とはいっても2週間で良くならない患者さんもいますから、一概に100%2週間以内に退院というわけではありませんが、まあ2週間以内で転院させられると思って間違いないです。


急性期病院は長く入院させると儲からないから早く患者を出したがる、ということです。


これはボクも急性期病院にいましたから、本当です。

患者をすぐに出したがります。


ということは、まだ状態が不安定なまま回復期リハビリテーションに転院する患者さんもいるということです。

でもリハビリできる状態でないと困りますよね。

回復期リハビリテーションで働いている身としては本当にそう思います。

患者さんもリハビリに専念できませんもの。

でも現実はけっこうヤバイ状態のまま回復期リハビリテーションに転院してくる患者さんがいます。

それってどうなの?と思います。

だって、回復期リハビリテーションって高度な治療ができないんです。

本当にできません。

だからこそ、状態が安定してからリハビリに専念するためのところなのです。


本格的な治療ができない病院なのですから、急性期病院でしっかりと治療をしてきてから来てもらいたいですね。


◆ また急性期病院へ戻ることもしばしば



状態が不安定な患者さんや、回復期に転院してから新たな病気が見つかった場合、急性期病院へ送り返すことがあります。

そうしないと治療できないからです。

回復期リハビリテーション病院で治療できことは限られています。

高度な治療はできないと思ってください。

なので、患者さんはまた急性期で治療ということになります。


これって、患者さんも家族も、医療者も、みんな大変です。

だから急性期病院でしっかりと治療をしてからリハビリ病院へ転院してもらいたいのですが、現在の医療体制ではなかなか難しいという問題があります。


それと、急性期病院によっては、けっこう中途半端な状態のまま回復期病院へ送ってくる病院があります。

「絶対、今、リハビリ病院に来るべきじゃないだろう」

という、まだまだ急性期の状態の患者さんを送ってきます。

患者さんはリハビリできる状態ではありません。

なのになぜ?

患者さんに失礼ですね。本当に困ったものです。



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



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