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お薬を飲まない認知症患者はけっこう多くて、頑として薬を飲まない人がいます。

病院や施設では困るんですよねー。


◆ 本人の意思を尊重することって



認知症になってもその人の意思は存在し、けっしてくるくるパーになったわけではありません。

その人なりの理由というか、根拠があると言われています。

だったら、一見わけのわからない行動だとしても、その人の意思をくみ取っていくのが認知症ケアの腕の見せ所。

デンマークでは、本人の意思に反する服薬は法令違反になるそうです。

本人の意思を尊重するには日本はまだまだですが、本来は本人に意思が最優先されるべきかなと思います。


日本はまじめな人が多いので、

認知症患者が服薬拒否をしたら、

なんとしてでも薬を飲ませようとします。

まじめなんです。

医師の指示を遂行しようとしているので。

でも本人は拒否していますよね。

なにが正解なのでしょうか。


◆ 飲まない場合の飲ませ方



一番多いのは、

「なんとか頼み込む」

ということでしょうか。

これ、ボクの経験ですが。


「これだけ、なんとか飲んでもらいたいです」

「どうかこのとおり、お願いします!」

もうあれやこれやで頼み込む(笑)。


あと、「食事に混ぜる」。

これも現場ではよくやる方法です。

薬は飲まないけどご飯は食べる人は多いです。

ならばおかずに混ぜる。

本人は知らずに薬を飲むことになります。

いわば「だまし」の一種ですが。


◆ 本当に飲まなくてもいいのか



本当に必要な薬はぜひ飲んでもらいたい。

でも本人は拒否している。

この場合どう考えたらいいのでしょうか。


たとえば実際にあったケースでは、

90才の女性患者。

あらゆる薬を拒否していました。

過去に何度か骨折をしている人です。

ある時、イスに座ったときに圧迫骨折をしました。

高齢女性はホルモンの関係で骨粗鬆症になりやすいのです。

今回のケースは、骨粗鬆症による腰椎圧迫骨折でした。

骨粗鬆症の薬を何度も提案されましたが拒否していました。

もし骨粗鬆症の薬を服用していれば、今回の圧迫骨折は予防できた可能性が高いです。


これは一例ですが、

薬をちゃんと飲んでいれば予防できることがたくさんあります。

本人が拒否しているからと「じゃあ飲まなくてもいいよ」と簡単に割り切れるかどうか。

難しい問題です。



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



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