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入院患者さんが所持金を持ってきている場合、その管理は誰がするのでしょうか?


◆ 【看護師】入院患者の所持金の管理はどうするの?



多くの病院では「現金などの貴重品の持ち込みは禁止」されています。

とくに「現金」は禁止されているところが多いです。

とはいえ、ちょっとした飲みものやおやつを買う程度の小銭はOKでしょう。


問題は、患者のお金が紛失したときです。


これが嫌だから病院側は「持ってこないで」と言っています。

たまにあるんですよー、患者のお金が無くなることが。

数百円や千円ぐらいならまだしも、

なかには5万円や10万円も持ってくる患者がいます!


そうなるとコトは大ごとです。


警察沙汰になることもあります。

だから、大金は持ってこないでね!


◆ 原則、患者管理



小銭だろうが大金だろうが、お金の管理は原則患者本人です。

看護師はそこまで管理できません。

そんな権利もありません。

私財の管理は本人か委任された人だけです。

だから看護師には患者の私財管理をする義務はありません。


ただし、家族からどうしてもと頼まれて断れず、ナースステーション内で預かることがあります。

こうなるとなんとしてもそのお金は死守しなければなりません。

預かったのですから、ちゃんとあとで返す義務があります。


なので、家族からどんなに頼まれても「絶対にお金は預からない」ことが大事です。

預かっていなくても、患者管理でも無くなると文句を言われますから、

預かったら余計に心労が増えます。

というか、もともと私財管理は本人ですから。

管理ができないのなら、そもそも家からお金を持ってこないことです。

入院中はそんなにお金を使うことはないのですから。


◆ 家族も看護師に頼まないで



ちなみに、オーストラリアの病院で勤務している知り合いの日本人看護師の人に聞くと、

オーストラリアでは入院時に、「お金が無くなっても病院を訴えない」とサインさせるそうです。

「お金の管理は患者本人。無くなっても病院は知らない」ということです。

しっかりサインさせるそうです。


どこの国でも同じようなことがあるんですね。


なので、家族のなかには「病院側が預かって管理してくれ、本人は認知症でできないから」と看護師に頼んでくることがあります。

それなら持ってこないでください。

おこづかいがなくても、入院中は問題なく生活できますから。


高次脳機能障害や認知症で自分でお金の管理ができないのに、

本人から「院内コンビニでお菓子を買いたい」と言う患者がいます。

家族はそれを知っておこづかいを持ってくることがありますが、

本人が管理できないのであれば、それはやめてください。

もしどうしても持たせたいのなら、小銭だけにして、無くなっても病院のせいにしないでほしいのです。

私財管理は本人が原則ですから。


オーストラリアの病院の「誓約書にサイン」を知って、

日本もそうすればトラブルはないのになぁと思いました。



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



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