新型コロナの感染拡大にともない、政府はまん延防止等重点措置の地域を拡大することを表明しました。
はっきり言って、やめてほしいです。
◆【新型コロナ】まん延防止等重点措置が拡大中
首都圏の知事たちがまん防を表明したときから、嫌な予感がしていました。
「ほかの知事たちも後に続くんじゃないか?」
予想は的中。
関西の知事たちもまん防を適応しようと表明しました。
でもね。
これは効果がないのがかなり濃厚です。
科学的にデータがでています。
なので、ボクはこういうまん防や緊急事態宣言やらの自粛は意味がないと考えています。
◆ 自粛エリア内と外とで、新規感染者数は変わらなかった
緊急事態宣言エリアとそれ以外のエリアの新規感染者数は変わりませんでした。
緊急事態宣言エリアは20時以降の店は閉店したり、自粛要請が厳しかったですよね。
自粛が厳しいと感染者数が減るというのなら、
緊急事態宣言エリアの感染者は減るはずです。
ところが…
減らなかったんです。
自粛をしても新規感染者数は減りませんでした。
◆ 自粛よりも基本的な感染対策強化を
自粛は感染者を減らすのに効果はないというのが濃厚でしたら、
基本的な感染対策を強化したほうが現実的です。
資料:京都大学大学院 藤井聡教授
緊急事態宣言エリアとそれ以外の新規感染者数は、かぶっていますね。
つまり、緊急事態宣言などの自粛要請は、効果がなかったのです。
自粛をしても効果がないということはじわじわと国民に浸透してきています。
「自粛をしたら感染を減らすことができそうだ」という、ふわっとした感覚になるだけです。
自粛よりも基本的な感染対策をしっかりとおこないましょう。
手洗い、咳エチケット、人混みを避ける。
あと、食事中の会話で感染が広がることがわかっています。
食べている時はしゃべらずに、食べ終わってからマスクをして会話をする。
それと、
手で眼・鼻・口などを触らないこと。
手を顔まで持ってこない。顔を触らない。
これだけでかなり感染を予防できます。
極端な話、手に新型コロナウイルスがたっぷりくっ付いていても、
顔を一切触らなければ感染しません。
そのまま手を洗えばすむ話です。
あと換気も大事です。
換気が十分な場所では、たとえ近くで会話をしていても感染を減らすことができます。
換気は超大事です(今の時期は寒いですが…)。
オミクロンだからといって、なにか特別なことをする必要はありません。
感染対策は基本に忠実に。
◆ 知事たちは科学的ではなく、単に「後に続け」でやっている?
ところで、知事たちはどういう考えでまん防や緊急事態宣言を出したがるのでしょうか。
科学的に言っても、自粛は感染者減に効果はなく、むしろ基本的な感染対策を強化するしかありません。
去年の春や夏頃は、緊急事態宣言が出ても、あきらかに国民は守っていませんでした。
「またか…」
「もういい加減にしてよ…」
「どうせまた延長するんでしょ」
国民は自粛と言われても、もう我慢できなくなってきています。
知事たちは、どうも「感染対策をやっている感じ」を出したいだけのような気もします。
だって、自粛しても新規感染者数は減らないのですから。
◆ 統計的に自粛は効果がないということが濃厚ということは?
上の藤井聡先生のグラフについていろいろ賛否があります。
「緊急事態宣言は効果があるだろう」
「このグラフじゃ、まだわからない」
「このグラフ自体がまちがい」
などなど。
先日ボクのツイートに意見を申してきた方がいました。
いろんな意見があるのは承知してます。
しかし、統計的にこうした結果が出たとうことは、
緊急事態宣言が新規感染者数を減らすということも言えないということ。
ややこしいですが、
「緊急事態宣言が有効であるともいえない」という疑義が生まれたのであり、
「緊急事態宣言がまったく意味がなかった」ということを証明したわけではありません。
統計は統計であり、証明ではないので。
しかし、統計学はそういうもので、
緊急事態宣言が間違いなく有効というデータが出そろわない現状では、
「緊急事態宣言が効果がないのではないかとかなり疑わしい」という結果ということです。
このグラフをゼロか百かと決めつけるほうがおかしいであって、
こうした統計データを基に、政策をどうしたらいいのかを考える材料にするべきです。
しかし、何度も言いますように、
このグラフは
「緊急事態宣言が新規感染者数を減らす効果はないという疑義がかなり濃い」
ということを表しているということです。
このグラフをどう読んで、考えたらいいのかを詳しく解説したものが
上記ツイートリンク先の藤井聡先生のFacebookに載っていますので、
統計学の勉強にもなりますから、興味のある方はぜひ辿ってみてください。
◆ まとめ:自粛は効果がないので基本的な感染対策を強化を
これに尽きるでしょう。
あと、オミクロンは重症化がかなり少ないようです。
なので、これは人類にとってはいいことです。
命の脅威が減ったということです。
ほとんど重傷者が出ていない現状で、自粛要請は経済に大打撃を与えます。
財務省は緊縮体質なので、自粛してもどうせ十分なお金は配らないでしょう。
それなら、経済をまわしたほうがいいし、自殺者が増えることを予防しなければなりません。
経済でたくさんの人が死ぬのですから。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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ありがとうございます。
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これまでもテレビ放送で見ていてヒヤヒヤしていたのが、顔が見えるように透明なマウスシールドだけで対話している姿でした。
マスクと異なりシールドは直接飛沫は防げるものの間隙が多いため、マウスシールドだけの使用だけでは感染予防には何らも役に立たないと思うのですが・・・。
今回の感染拡大、特に10代前後の子供たちの感染が多いのが特徴のように感じます。
そのことから、子から親への感染を心配していたのですけど、先日、私の職場の同僚が子から親への感染。
そうしたことから、今回は子供たちの感染対策(この辺りが報道でも余る伝わってこないような気がします)を重点に加え行うべきでないかなと考えていますが、いかがなものでしょうか。
我流麺童さん>>
テレビで芸能人がよく使う口だけのマウスシールドですが、
おっしゃる通り、
飛沫防止にほとんど効果はありません。
たしか約90%以上「防げない」という結果が出ているはずです。
【参考資料】
https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/img/covid-19_mail_no40_01.png
老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) さん>>
とてもいい視点でお考えられていると思います。
現時点で、もっとも感染者数が多いのは20代です。
1位 20代
2位 30代
3位 40代
4位 50代
5位 10代
6位 60代
7位 10歳未満
です(1月18日時点)。
こうして見ますと、
20代~50代の働き盛り、動き回り盛りが
感染者の上位を占めています。
この20代~50代の動きを止める政策は、
間違いなく経済を冷えさせ、2020年のように倒産や自殺者を増やすと推察できます。
コロナが再び感染流行してきたのは、
20代~50代が動き回るからではなく、
「寒くなってきたから」で、もともとコロナは寒くなると流行るのです。
去年の12月に入ったころまではコロナ流行っていませんでしたね。
ところが、年末の雪のころから、徐々に増えだして、
新年に入ってからもっと雪が降りだして、さらに感染者が増えました。
予想どおり、「寒くなると流行る」のです。
そして、子どもの感染が増えるけど、無症状か軽症ですむ、
鼻水や喉が痛いという症状が多い、発熱も出ることがある。
デルタよりも早く治る。
こうしたことを考えると、
やはり「新型コロナは風邪にだんだんと近づいている」と考えられます。
これは命の脅威が減ったということで人類にとってはいいことです。
ただし、風邪だからといって罹ってもいいということではありませんので、
手洗い、咳エチケット、人混みを避けるという基本的な感染対策をしていくしかありません。
これは子どもも一緒でして、
子どもは家族とともに生活していますから、
家族に一人でも罹った人がいると感染しやすいです。
コロナ対策は、子どもといえども、やはり基本的な感染対策をしていくことしかできないと考えています。