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衆議院選挙が終盤になり、それにちなんでお金の話をしています。

各政党の財政支出を「バラマキだ」と言っているのは、貨幣観が古いのでしょう。

◆ 2023年問題



日本のインフラがやばい。

2023年に、建設から50年が経過した橋(2m以上)が、17万1,000本に達する。
これは全国の橋梁約70万の24%以上を占める。

先日、和歌山県で水道橋の崩落がありました。

原因はおそらく老朽化で間違いないと思われます。


鉄筋コンクリートの耐久年数は50年と言われています。

今から50年前は高度成長期でした。

あれから50年以上経ちました、どうするの?日本のインフラのメンテナンス。


和歌山の水道橋崩落のようなことが、これからあちこちで起きるかもしれません。

だってインフラ整備やメンテナンスにお金を使っていないんだもん。


◆ インフラ整備(メンテナンスを含む)をためらわないで



お金がないって言うのはやめませんか?
と、役人や議員さんたちに言いたいです。




このブログで何度も言っていますが、

自国通貨建て国債を持つ日本で、財政破綻はありえません。

日本国債は100%円建てです。

貨幣発行権がある政府が、債務不履行になることは絶対にありません。

国債は、日本銀行が買い取れば消滅するのです。

実際に、財務省自身が財政破綻はないと公表しています。


ということは、もっとインフラ整備をしましょう。

建設国債を発行して、国土強靭化をしましょう。

財源はあるのですから。


国民の多くはきっと財前は税収の範囲内で、と思っているのか、

巨額のインフラ整備はもうできっこない、やらないほうがいい、と考える人がいます。

だから「バラマキだ」と勘違いする。

それは国債を勘違いして、将来のツケだと思っているのでしょう。

もしくは国の貯金の範囲内でしかお金は動かすべきではないと思っているのでしょう。


国は税収に頼らず、巨額のお金を使えるという貨幣観を持つことが必要です。

それは将来のツケでもなんでもないから、ためらう必要はないです。

必要なお金は、何億円でも何兆円でも何百兆円でも出すべきです。

国債は脅威でもなんでもないので、こういう貨幣観に改めるべきです。

国債発行は、貨幣発行です。

政府の負債は、国民の資産。




貨幣観を変えて、積極財政を。

国債発行はよくない、みたいな発想を転換して、安心安全な国土を作りましょう。

国民も貨幣観を転換していかないと、各政党が「こんなことをやります」と言っても

「どうせお金がないし、できっこない」と思っちゃいますから。

税収に頼らず、お金が使えるということを知り、それは将来のツケでもなんでもないということを広めていきたいです。


むしろ、インフラ整備をしないほうが、将来のツケになります。


◆ 水道管もやばい



水道管の耐用年数は約40年です。

全国の水道管で40年過ぎているのが、約2割あります。

どうすんの?


しかも、水道管の交換スピードは年々遅くなっています。

それもこれも緊縮財政でお金を出さなくなっているから。

どうすんの?


橋の崩落や水道管の破裂があちこちで起こるようになりますよ。


◆ 国債発行で公共事業促進を



財源は問題ではない。

税収は財源ではない。

ということで、国債発行を怖れるあまり、インフラ整備をきちんとやってこなかった方針を転換するべきです。




インフラ整備は国を強靭化するだけでなく、国民の命も守ります。

自国通貨建て国債を持つ日本は財政破綻しないのだから、やりましょう。


選挙中ということでいい機会ですから、この機会に

「日本は財政破綻しない」

「国債は日本銀行が買い取れば消滅する」

「国債は国民の借金ではない。返す必要はない」

「政府の赤字は、国民の黒字」

「政府の負債は、国民の資産」

「税は財源ではない」

「お金は貸借関係でこの世に生まれる」

「財務省の力が強すぎ」

「プライマリーバランス規律のせいで緊縮財政」

「プライマリーバランス規律を凍結しないと国が荒廃する」

「緊縮財政はマジでよくない。積極財政に切り替えるべき」

「インフラ整備まったなし問題」


ということを考えていきたいものです。


ここ何日か連続して、経済・貨幣について書いてきましたが、

これほどしつこく言っても、なかなか浸透しません。


それぐらい財政破綻論は根強いし、政府と家庭の財務を一緒に考えてしまう癖がついているのでしょう。

しかし、三橋貴明氏が言っているように、

「かつて天動説から地動説に変わったように、私たちも古い貨幣観を変えなくてはならない」

と思います。


いままで書いたことは、MMT(現代貨幣理論)が事実として証明しています。

政府は税収に頼らずお金を使えるので、あとはプライマリーバランス規律を凍結し、財務省の考えを転換できるかどうかにかかっています。


財政支出はバラマキでもなんでもないです。

財政支出をよくないと思う緊縮財政論者から離れましょう。

政府がお金を使うのは悪というイメージは捨てること。

政府がお金を使うのを悪だという思想が根底にあるから、なんでもかんでも「バラマキだ」と変な固定観念があるのでしょう。

お金を使うことは悪ではありません。

MMT(現代貨幣理論)を学べば、お金の事実がわかります。


衆議院選挙だからというわけではなく、お金や国債のことを知って、緊縮財政を転換し積極財政に軸を置いた世論を作りたいです。


正しい貨幣観を持つためにMMT(現代貨幣理論)を知りましょう









それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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