「24時間対応」と書いていても契約している患者以外を対象としていないし、「すぐ来て」と言われても救急車のように数分で行けるわけではない。
— ふるたによしひさ@教育系看護師YouTuber&ブロガー&ライバー (@yoshihisanurse) September 26, 2021
市民はこれを理解してね。
在宅医療利用者の「連絡してもすぐに来ない」というクレームが「的外れ」なワケ https://t.co/3d4RepHXJc @gentoshagoより
訪問診療などで「24時間365日対応」と謳っているところがありますよね。
中にはこの言葉を鵜呑みにして、勘違いしている人がいるのでご注意を。
◆ 「24時間365日対応」は、契約している患者だけ
「24時間365日対応」をしているのは、契約をしている当該診療所の患者だけです。
ときどき、まったくの新規の人が「診て欲しい」と言ってくるが、それはお断りされます。
「なんだとー!24時間365日対応って書いてあるじゃないか!」
と怒る人がいますが、それは勘違いです。
市民だれでもが対象ではないのです。
そう、消防車や救急車のようなものではありません。
上記の人はきっと救急車のような存在だと思ったのかもしれません。
もしくは、救急医療のような存在かと思ったのかも。
でもそれは違いますよ。
◆ 連絡を受けてもすぐに行けません
それと、連絡を受けてもすぐに行けません。
訪問診療をおこなっているところは、どこも時間キチキチでやっています。
たまに余裕のある日もありますが、基本はタイトな時間スケジュールでやっています。
なので、「いますぐ来て」と言われても無理。
連絡を受けてから1時間以上かかるなんて、ザラ。
でもそういうものなのです。
別に渋って遅いのはありません。
これも救急車と違うところです。
◆ 御用聞きでもありません
「いいから、とにかく来てくれ」
と家族や施設から呼ばれることがあります。
緊急の場合はもちろんありますが、ある程度のリスクは予想していますので、
こういう時はこの薬を使う、こういう時はこれをする、というようにあらかじめ対策を講じています。
なので、まずはその対策をしていただきたいのです。
なにか起こったらまず電話ではなく、まず頓服をしてもらうとか、やれることをやってほしいのです。
特に夜間や休日だと、それでとりあえず持ち越せるのなら持ち越してもらいます。
そして月曜日になったり、翌朝になってから受診してもらうようにします。
なんども言いまずが、本当にヤバイときはもちろん連絡してほしいです。
その場合はほとんどが救急車になるでしょうね。
なかには「湿布が欲しい」と休日に連絡してくる人がいます。
それぐらいなら家にあるカロナールを飲むとか近くのドラッグストアで買うとかして対応してほしいです。
そんなことぐらいでわざわざ休日に呼ばないで、というのが医療者の想いです。(もちろん直接患者に言わないでしょうが。これが本音です)
訪問診療や訪問看護は今後も需要が伸びる予想です。
ますます重要な存在になってくるでしょう。
しかし、その利用には一定の約束事がありますので、お互い気分を害しないように、広く知ってほしいです。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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24時間365日対応って書く側も注意しなくては。予め契約が必要は必須です。
wildboarさん>>
そうです。トラブルにならないように気を付けないといけませんね。