スクリーンショット 2021-09-26 024419.png




この研究は米メモリアル・ハーマン‐テキサス医療センターのJames Grotta氏らが実施したものです。

詳細は「The New England Journal of Medicine」9月9日号に発表されました。

移動式のSCU(脳卒中専門集中治療室)だなんて、凄すぎ。


◆ 【米】移動式脳卒中ユニット(MSU)で予後改善率アップ



脳卒中は時間との闘いです。

早く診断し、早く治療したほうが確実に予後が良くなります。

このMSUは移動式の脳卒中治療室です。

病院に着く前に診断ができ、その場で治療開始できます。

なんともすごい…。


たとえば脳梗塞の場合、脳血管の詰まりを薬で溶かして血流を再開させるt-PA静注療法というのがあります。

これがすごく効果がありますが、早く開始できればその分、さらに効果が期待できます。

研究期間である2014年から2020年の間に、1,515人が対象者として登録された(MSU群886人、EMS群629人)。
このうち、t-PA静注療法の適応と判定された患者は1,047人で、発症から4.5時間以内に実際に同療法を受けた患者の割合は、MSU群の97.1%に対して、EMS群では79.5%と、MSU群の方が高かった。


おおー!なんともすごいじゃないですか。

MSU、凄すぎ。


◆ 課題はコスト。一台約1億1,000万円なり


一方でMSUには、ランニングコストの高さという課題がある。Grotta氏によると、MSU1台当たりの購入費用は約100万ドル(1ドル110円換算で約1億1000万円)、運用費用は年間約50万ドル(約5500万円)に上る。

うーむ、高いなあ。

まあ、当然でしょうが、それにしても簡単には手が出ないでしょうね。


血管の詰まりを薬で溶かして血流を再開させるt-PA静注は、発症から4.5時間以内にしか使えません。

つまり、発症してから時間が経てばt-PA静注が使えない可能性が高くなります。

t-PA静注は脳塞栓に非常に効果が期待できる方法です。


こういうユニットがあれば、非常に助かる人が増えるでしょうね。

問題はコストと人材でしょう。









それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


ぜひ、ボクのライブ配信に遊びに来てください(笑)

「LIVE812」のフォロワーさん、現在202名

↓QRコードをスマホで読み取ってください

QR_993276.pngD4531521-16C0-4ADE-B9E6-0A09916B6DAF.png

↑QRコードをスマホで読み取ってください

こちらからもできます。スマホからクリック→LIVE812アプリ 無料ダウンロード

ありがとうございます。
Twitterのフォロワーさんが5,600人を超えました。



「Clubhouse(クラブハウス)」がんばっていますフォロワー数500人



カテゴリ

タグ