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「看護師といえばナースキャップ」

こういう印象を持っている人はまだまだ多いでしょう。

しかし、近年はナースキャップがどんどんなくなってきています。

あなたの近所の病院でナースキャップをかぶっている看護師さんはいますか?

ナースキャップを採用している病院やクリニックはかなり少なくなってきました。

もし見かけたら

「ほうー、今どきナースキャップとは珍しい…」

と思ってください。

ではなぜナースキャップは廃止の方向になってきたのでしょうか。

① 衛生的でない


ナースキャップはあまり取り換えないから、汚い。

1995年の調査では、手指よりもナースキャップのほうが菌が多かったそうです。

これは以前から指摘されていたことで、ナースキャップは菌の温床になっているわけです。


②女性軽視の象徴


意外と思われるかもしれませんが、ナースキャップは「女性は男性よりも下」の象徴でした。

昔は男性優位の社会で、西洋諸国もそうでした。

そして看護師は昔は女性しかいなかったので、地位が低かった。

このような背景から身分の低い人と差別化するために、ユニフォームを着るようになりました。

これがナース服、ナースキャップというわけです。

しかし、それでも男性優位の社会は変ることはなく、ナースキャップをしているのは女性なので、

逆に地位の低い象徴となりました。


③ナースキャップは邪魔


ボクは付けたことはありませんが、

付けたことがある女性看護師に聞くと、

「点滴スタンドやカーテンに当たったりして、邪魔」

だそうです。

ズレたりして気になるので、よく触るとも。

つまり集中力を途切れさす「邪魔なもの」だそうです。

ズレすといちいち直さないといけないので、

たしかに面倒そうですね。


④ユニフォームの多様化


最近はスカートタイプのナース服は見なくなりましたね。

たまに、見ますが…。

ほとんどのナース服はパンツです。

そりゃそうですよね。

あんだけ病棟で動き回るんですから。

しかも、白色じゃなくて、最近はいろんな色のナース服があります。

こうしたナース服の多様化にナースキャップは似合わないというわけです。


⑤男性看護師の増加


男性看護師はまだまだ少ないのですが、

着実に年々増えています。

厚生労働省によると2018年末に就業していた看護師は121万8606人。

男女別構成割合は、男性は7.8%でした。

この割合は年々増えているので、今後も増えるでしょう。

男性看護師が増えてきたことも、ナースキャップ廃止の動きにつながっています。

…ボクはしていたら変だもんね。


⑥なくてもなんにも困らない


結局ここに行きつきます。

なくても、別にまったく困りません。

チャンチャン♪

というわけですが、

「ナースキャップに憧れたのに」

という人は寂しいですよね。

そういえば看護学校でおこなわれる戴帽式もなくなってきているそうです。

ボクが看護学生だったときはありました。

男なので胸ポケットにハンカチを入れるっていうのが「男の戴帽式」です。

最近はナースキャップ姿でなくても「ナースに憧れる」人はたくさんいます。

だって、「親が子どもに就いて欲しい職業ランキング」で看護師は毎年トップですから。

子どもがなりたい職業ランキングでも、看護師は毎年トップクラスです。

ナースキャップがなくなってきてもこれですから。


いまどきは、ナースキャップよりも首に聴診器をぶら下げているほうが看護師らしいかも。


それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。



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