寒いとトイレが近くなることはありませんか?
私は冬にバイクに乗っていると、おしっこが近くなります。
なんとなく夏よりも冬のほうが、トイレが近いイメージがありますよね。
どうしてそうなるのか?
それは、体内の水分と血液量が増えるのと、交感神経の働きが強くなるからです。
その原因とその予防のポイントです。
◆ 寒いと体は熱を出さないように反応する。
寒いと鳥肌になりますよね。
毛穴を閉めて発汗を抑え熱の発散を防ぎます。肌から汗や水蒸気は出ていますが、これを抑えることで体内に水分が溜まります。
次に寒いと手足の抹消血管が縮み、血液量が増えることで、腎血流量が増えて尿が多く産生されます。
さらに寒いとそれが刺激となって交感神経が働き、よりおしっこをしたくなります。
人によってはこれらが過敏に働くことがあり、そういう人はさらにおしっこがしたくなりトイレが近くなります。
冒頭で述べた、私は冬にバイクに乗っているとおしっこが近くなるという現象は、こうした身体の反応により起こった現象です。
◆ 冷え性の人はさらに深刻
冷え性の人は、やはり寒さに弱いです。
建物の中にいても「寒い、寒い」と分厚い服をたくさん着こんだりする人や手足が常に冷たい
また、食が細い人は寒がりな傾向があります。
拒食症の人の看護をしたことがありますが、冬でもないのに終日「寒い。寒い」と言っていました。
食が細い人は、カロリー(熱量)が足りていないので、寒いと感じるようになります。
食べ物によっては逆に身体を冷やす効果があるものがありますので、注意が必要です。
しかも寒いと活動量が減ります。
寒いとそれだけで動きたくなくなりますよね。
動物は寒いと丸々し、冬眠する種類もいます。
機械だってオイルが温まってきたほうが動きがいい。
それぞれ最適な温度というものがあって、その温度をキープしていると一番パフォーマンスを発揮できます。
人間も寒いのが続くと、やっぱりパフォーマンスが低下します。
おしっこが近くなるという現象だけでなく、寒さ対策をすることで自分のパフォーマンスを下げないということが期待できます。
◆ 【対策】からだを暖めよう
「なーんだ、そのまんまやん」と思うかもしれませんが、これができていないからおしっこが近くなっているかもしれないのです。
さっきも言いましたように、寒さからくることでパフォーマンスの低下もあります。
暖めることで改善が期待できます。
手足が冷えるひとは、あったかい靴下やレッグウォーマーがおすすめ。
生姜はかからだを暖めてくれる効果があります。
≫ 飲んですぐ指先までぽかぽか!《無添加生姜シロップ》
≫ 飲んですぐ指先までぽかぽか!《無添加生姜シロップ》
体の芯まで温めるのには、ゆっくりお風呂に入ること。
再春館製薬所が作った薬用入浴剤で、ウチで湯治をしましょう。
適度に身体を動かすことも有効です。
代謝がよくなりますし、筋肉が付けばその分熱の産生量が増えて寒さ対策にもなります。
散歩などあまりハードではない運動がおすすめです。
寒いと気分も沈みがちです。
私も入浴剤を入れてお風呂でゆっくりと湯治をします。
さて、さて、体を暖めて明日も仕事仕事。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
コメント 0
コメントを書く