看護師は転職が多い職業です。
毎年多くの看護師が転職をしています。
私は一般企業のサラリーマンでしたので、看護師になってその転職の多さに驚いたものです。
では、なぜ看護師はこれほどまでに転職をするのか?
看護師が転職をする理由は何か?
まとめてみました。
◆ 職場の人間関係に難あり。
私の実感では、これが一番多い理由でしょう。
だいたい職場に不満があり、爆発することが原因です。
看護師の世界は怖い世界です。
すぐにうわさ話や陰口をたたかれます。
いや、全部の職場がそうではないと思いますが、多くの職場はそうでしょう。
私は転職経験がありますから、複数の職場を経験しているので実体験として、そう感じます。
また私の周りの看護師たちの話からも、そう感じます。
多くの看護師は、職場にかなりの不満を持っている。
不満は、上司であったり、先輩であったり、業務内容であったり、いろいろですが、本人にとってはとても辛いのです。
あまりにも軽々しく転職をするのは、私もどうかと思いますが、精神的にもしくは肉体的に健康を害してまで病院に忠誠を誓うことはしなくてもいいと考えています。
まだまだこれからの若い看護師がつぶされるくらいなら、転職をして新しい職場で心機一転、がんばってもらえればそれでいいと思います。
◆ 夜勤がつらい、多忙できつい問題。
若い時は一晩くらい寝ずにいてもへっちゃらでした。ところが歳とともに明らかに身体が劣っていくのが分かります。今は夜勤に多少なりとも身体的負担を感じます。
元ボディビルダーの私でも歳をとるとこのように身体が変化してきます。
つくづく思います。
「夜は寝るもんだ」
と。
夜勤は個人差はあってもしんどいことに変わりありません。
しかもまだ小さなお子さんがいる場合は夜勤は厳しいです。
体力的な問題や家庭の事情により、夜勤のない職場を選ぶことになります。
◆ キャリアアップ、他の部署への憧れ。
私の同僚でキャリアアップのための転職をした看護師がいました。
彼女は脳神経外科病棟から別の病院の小児科へ転職をしました。どうしても小児科で働きたかったそうです。
転職をしてからはどうしているのか音沙汰がなく分かりませんが、やりたいことがあって実行に移したことは素敵だと思います。
また別の知り合いの看護師は病院ではなく治験会社に就職をしました。
このように、別の部署や業務内容に変わるための転職というのがあります。
看護師の仕事場は病院や高齢者施設だけではありません。医療系の会社など病院以外で働くこともできます。
このように転職理由はさまざまですが、いずれにしても看護師はよく転職をします。
何回でも転職して不利にならないのか?という疑問もありますが、多少転職回数があったとしても採用されます。看護師はそれほど売り手市場なのです。そういうこともあり、結構簡単に転職できます。
でも転職するにしても、自分の希望する病院や診療科をどうやって探すのか、病院見学をしたいがちょっとためらう、もっと情報がたくさんほしいなど、転職にまつわる疑問を解消するために、転職支援サービスの会社を利用する看護師が多いです。
私もその一人です。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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