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前回の記事で、テストステロンを多く浴びた人は人差し指より薬指のほうが長くなるという話をしました。

するとこれがけっこう反響があり、ツイッターでも同じように記事の紹介をしたところ、リンクのクリック数がものすごく高かったんです。ツイートの反応の具合を示すエンゲージメントも高かった。



ということで、この三連休は「テストステロン祭り」ということにして、今日も調子に乗ってテストステロンのお話です。






◆ 高級車を運転するとテストステロンが出るという実験結果。

あおり運転は危険です。昨今、ニュースで話題になっていますが、非常に問題です。

こうした危険な運転をしているドライバーは、ギラギラして「オラオラ!」と攻撃性を増している状態と言えます。

しつこくあおってくる運転をしているドライバーは、ノルアドレナリンやドーパミンの他、テストステロンも関与していると考えられます。

つまりいろんな「活発にする」「攻撃性を増す」物質が複数関与しているということです。


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こんな実験があります。

フェラーリとカローラ、どっちを運転したほうがテストステロンがたくさん出るか?

結果はフェラーリです。

カローラではそれほどテストステロンが増えなかったのですが、フェラーリではテストステロン値が高くなりました。そのうえ、小さなクルマをガンガンあおりまくったというおまけ付きです。


この実験ではフェラーリですが、実はトラックなど大きい車に乗った時も同様に、テストステロンが増えることが分かっています。

高級車を運転したときほど、テストステロン値が上がることが観測されました。


原因として、高級車は自分のほうが優位だと思いやすい車だからです。「俺のほうが強い」という思いが、テストステロンを増やしているのでしょう。


しかしいくら高級車フェラーリといっても、あおり運転や危険運転をしていたらカッコ悪いですよね。

高級車にふさわしくない行為です。


テストステロンは男性ホルモンと呼ばれていますが、女性にもあります。


いい車に乗っていても、こういうことをすると恥ずかしいですよね。


◆ ドーパミンが出ているときは歯止めが効かない。だから話しても無駄。

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あおり運転も危険ですが、相手が車から降りてきて、車をバンバン叩いてきたり怒鳴ってくる状態は、ドーパミンが放出されている状態ですので、相手は歯止めが効かない状態です。

こうなると何を言っても聞き入れませんし、何をしでかすか分からない危険な状態です。興奮状態です。


「話せば分かる」「話せば何とかなる」は通用しません。

ドーパミンの作用というのはそれほど強いのです。だから「中毒」があるんです。「パチンコ中毒」「アルコール中毒」「ゲーム中毒」などなど。


で、さっきのあおり運転のときもそうですが、こうした「オラオラ!」状態はテストステロンやドーパミンなど複数の興奮物質が出ている状態ですから、より危険です。本当に話をしようとしても聞き入れません。

さっさと逃げるか、警察を呼んで解決のプロに任せた方がよろしいでしょう。


あと余談ですが、ドライブレコーダーはこれからの時代は必須です。

私は車の前後に付けています。


◆ 脳は学ぶことができ育てられます。

「私はテストステロンが少なく育ったから優柔不断で大きな決断ができないんだ」

と嘆くのは早いです。

脳は学習する臓器です。

目標とする人がいればその人をよく観察し真似ることで、自分のその人に近づきます。


それは脳には「ミラーニューロン」というのがあって目の前の人の行動をあたかも自分がやっているかのように反応します。

これを上手く活用すると、尊敬する人に近づきやすくなります。


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また「経験」も大事です。

脳は慣れというのがあって、苦手なことを繰り返すことでそれを克服するようになってきます。最初は苦痛でも続けていくうちに慣れてきて、どうってことないようになることがあるでしょう?


このように脳は学ぶ育てることができます。

ホルモンの分泌は自分ではコントロールできませんが、こうした脳の特徴を知っておくと自己啓発に役立ちます。





それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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