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現代の1日の情報量は、江戸時代の1年分といわれています。


毎日多量の情報が世にあふれていて、まさに情報の海の中を泳いでいるかのよう。

私は毎日、雑誌や本やTVやSNS,ブログ、ニュースアプリ等から大量の情報をインプットしています。

看護師だからといって、看護や医療や福祉などの分野にとどまらず、ありとあらゆる分野の情報をインプットするようにしています。

なぜ、このように大量の情報を得るようにしているのかというと、これからの時代は「たくさんの情報を避けれないのと、たくさんの情報を知っていることにアドバンテージがある」からです。

では毎日の大量の情報とどう付き合っていけばいいのでしょうか?




◆ 毎日、大量の情報のシャワーを浴びる。

スマホをお持ちの方は多いと思います。

今はスマホで何でも情報が手に入ります。

情報系のアプリはたくさんあり、大量の情報をカテゴリー別に分けてから送ってくれたり、要約してくれていたり、自分の好みの分野に整理できたりと、ただ情報を流すだけではなくてユーザーにとって非常に便利になっています。


職場のスタッフが比較的若い年代(20代~30代)が多いため、私はよく彼らと話をします。

若い年代の人たちは、私よりももっとスマホやインターネットに慣れ親しんでいる世代です。

ですが、情報量はそんなに多く持っていないように感じます。

「え、そんなの知らない」

「ふーん、そうなんですか」

というように、私が言う新しい言葉が分からなかったり、ニュースでよく流れていることを知らなかったりするのです。

これは一人や二人といった単位ではなく、もっと若者全体に言えることです。

もちろん私の交流範囲の限界もありますから、これをもって若者全体といえませんが、若い人と話すと流行りのことや今までにあったことを意外と知らないことがよくあるのです。


情報をたくさん知っておくことは、将来必ずいろんなことで有利になります。


まるでシャワーを浴びるように、大量の情報を浴びる。

この情報は自分にとって必要か不必要か、意味があるかないのか、興味があるかないのか、そんなことを考えているから情報不足になってしまうのです。

情報の価値が流れてくる段階で分からないのなら、つまり情報の質が分からないのなら「量」を多く取り入れることです。

つまり「質より量」を選ぶのです。


そのためのアプリがあれば、うまく利用するといいです。

「グノシー」・「スマートニュース」・「LINEニュース」まだまだあります。

ちなみに私はこれらをスマホにダウンロードして、毎日見ています。

他にも新聞、TV、Yahoo!ニュース、コメント欄などたくさんのツールから大量の情報を得ています。


こうした大量の情報を浴びていると、自然と取捨選択ができるようになってきます。

今はそれほど重要でないなと思う情報は、流せばいいのです。今は忘れてしまってもかまいません。

でもいずれその情報が必要になったとき、「あ、これはそういえば、あのニュースで言ってたなあ」「あの人の情報で同じことを言っていたなあ」と頭の片隅にポッと浮かんでくる。

そうしたら、検索をすれば元の情報にたどり着きます。


これは大量に情報を浴びているからこそできると思います。


せっかく便利なアプリがたくさんあるのですから、利用しない手はありません。

しかもほとんどが無料です。


ここまでくると、お分かりでしょうが、情報は自分から取りに行くことことが大切です。

今はボーとしていても情報があふれていますが、それでも自分から取りに行こうとしないと、さっきの若者のように自分の周りにある大量の情報に気付かないのです。


◆ インプットとアウトプット、この両方を毎日行う。

大量の情報を浴びるようになれば、次は自分から情報を発信していきましょう。

アウトプットというやつです。

アウトプットをすることで、自分に知識として定着しやすい。

知識の量は情報の量といえるでしょう。

難しいことをとても簡単に分かりやすく他人に教えることができる人は、教えている何十倍もの知識を持っているからこそできるのです。

「あの人の知識は半端ないですねー」

と言われる人は知識がすごいのではなく、インプットされている情報量が半端ないのです。

たとえば家電製品についてめちゃくちゃ知識を持てって詳しい人がいます。

その人はその分野にかけては、人よりも圧倒的に情報を持っています。

これとこれとでは機能がどう違うのか、どこの店が安いのかポイントがお得か、製品の歴史や開発秘話まで知っています。

家電製品のことに関する情報を何でもかんでも大量に浴びているからこそ、圧倒的な知識があると周りが認めるのです。


アウトプットをすると、この知識がより洗練されて再び世に出ることになります。

これは相手にとっても有益なことです。

ぜひ、インプットをしたのなら、アウトプットもするようにしていくといいと思います。


◆ 必要な情報の取捨選択が自然とできるようになれば、未来を掴みやすくなる。

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あることを人よりも自分が先に知ることができたら、それは未来を知っていることになります。


Aということを今、私が知るとします。友人は同じAを一年後に知るとします。

そうすると、私は友人よりも先に未来を知っていたことになります。なぜなら友人は一年前はAを知らないからです。

このことはビジネスにしても、何にしても、先に知るということは有利に働くのです。

ここに気付くのが大切です。


もう一つ例を出すと、

受験制度が変わることを知らないYさんが受験勉強をしています。

Yさんの受験のときから、英語のテストに記述・ヒアリング・に加えて「対話」が加わることになります。

Yさんは情報収集が不十分で、自分の受験時に「対話」があることをつい最近まで知りませんでした。

受験まであと一か月です。

そうなるとYさんの受験は準備不足で非常に不利になります。

気持ちの動揺もあるでしょう。


このように情報を先に知っておくことで、先回りをして対応することが可能になります。

情報を早く知ることは、未来を早く知ることになるのです。


情報通の人に注目してSNSなどの発信を見るのもいいでしょう。

先ほどの「グノシー」や「スマートニュース」等の情報アプリを毎日見るのもいいでしょう。


そうやって周りが知らない情報をいち早く知ることで、未来が分かり、対応することができます。


目まぐるしい情報社会では、こうしたことがしんどいと思う人もいるかと思います。

そこまでしようとは思わないという人もいるでしょう。


それはそれでいいと思いますが、歳をとると情報弱者になる可能性があります。

歳をとれば身体の機能が落ちてくることはみんな平等にやってきます。

このとき、身体の衰えを補う素晴らしいモノや制度があるのなら、知っていた方が老後をストレスなく快適に過ごすことも可能です。

「世の中にはこんな便利なものがある」

ということを知っているか知らないかで、自分の生活スタイルが変わってくる時代なのです。


私は高齢者のケアをしていてこんな高齢者に出会います。

トイレのウオッシュレットを使ったことがないという高齢者です。

だいぶ前からデパートやレストランや駅やホテルやらどこでもトイレにはウオッシュレットが普及しています。無い所もありますが、無いほうが少ないくらいウオッシュレットは普及しています。もちろんご家庭にも。

ウオッシュレットの歴史は50年以上もあるのです。

それなのに、

「そんなもん、使ったことが無いわ」

という高齢者はたくさんいるのです。


歳をとれば、お尻に手が届かなくなったり、上手く立てなかったり、今までちゃんとできていたことができなくなってきます。これは誰でもそうなるのです。

でもウオッシュレットを使えば、苦労をしなくても簡単にしかもキレイにお尻を洗えるのです。

ウオッシュレットの便利な機能を知らないゆえに、しなくていい苦労をしているのです。

今あるものを使って便利に安全に生活ができるのに、知らないというだけで使わずにいる。


情報はなにもニュースだけではありません。

身の周りにあることすべてが情報です。

これらをたくさん知っていることで、生活の質が向上すると思います。


ちょっと疲れるかもしれませんが、やっている人はそのうち情報のシャワーを浴びることが日常的になります。

なんでも貪欲に知ったことは、いづれ役に立つことがあります。


それではでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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