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血圧計ってどれも一緒と思っていませんか。

たしかにご家庭で使うぶんには、それほど本格的な血圧計でなくてもいいと思います。

家電量販店やドラッグストアで売っている血圧計でも測れます。


しかし病院で使う血圧計となると、そうはいきません。血圧管理が必要な方には、たとえご家庭であっても正確性が必須です。

家庭で測るからといって、値が信じられないと測る意味はありません。

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正確なのはもちろんのこと、耐久性も求められます。

これらに応えられる血圧計は、テルモ製「エレマーノ2」です。





◆ なぜテルモの「エレマーノ2」がおすすめなのか?

まず第一に測定数値が正確でないと話になりません。

当然のことですよね。

この「エレマーノ2」は測定誤差±5㎜Hgなんです!!

たったの5㎜Hgしかないのです。

これってほとんど誤差を気にすることなく測定値を信用できるというレベルなのです。


この血圧計は大学病院や救急病院の急性期病棟や集中治療室でも使われている実績のある血圧計です。

なぜそれを知っているかって?


それは私は看護師になる前の職業が医療機器販売会社の営業マンだったからです。

実際、私は大学病院や救急病院にこのエレマーノ2をたくさん買っていただきました。

メーカーのテルモの営業マンさんも営業に同行してくださいました。そのテルモの営業マンさんからたくさんの製品知識を教えてもらいました。

本当に医療現場のことを考えて作られています。

その証拠に多くの病院で採用が決まりました。

一つの病院で何十台と売れました。


①本体は防水。

②メモリー機能あり。

③自動モード、聴診モードといった患者に合わせてモード選択可能。

④コンパクトでポケットに入れて持ち歩ける。

⑤血圧変動が大きくしょっちゅう測定しないといけない時でも、腕に巻いた状態で起き上がり等のリハビリができる。

⑥聴診器のように首にかけられるので、作業するときは両手が空き、またすぐに使うことができる。

⑦耐久年数5年。

⑧誤差はたったの5㎜Hg。


こういう便利ですぐれた血圧計です。

なかなか市販の血圧計でここまで機能がそろっているモノはありません。

しかも、信頼の医療機器メーカー「テルモ」です。

期待通りの性能ですね。




◆ 「エレマーノ2」を使ってみた

前の脳外科の救急病院では、病院全体が血圧計はすべて、この「エレマーノ2」でした。

前職の営業マンだった時にいろんな病院を回りましたが、ほとんどの病院でこの「エレマーノ2」が採用されていました。

転職した今の回復期リハビリテーション病院では採用がなく、〇ムロン製の血圧計です。

この〇ムロンの血圧計は家電量販店やドラッグストアで売っているモノと同じです。


一番のデメリットは「正確性がいまいち」ことです。

二番目のデメリットは「耐久性に欠ける」ことです。

三番目のデメリットは「持ち運びにくい」ことです。


マンシェットのマジックテープ部分が弱く耐久性がないので、マジックテープの粘着性がはやく無くなってしまいます。腕に巻いても、マンシェットがしっかりと巻けないのです。

ではどうしているかというと、測定者が手でマンシェットを手で押さえて測っています。

空気を送ってマンシェットが膨らむと、マジックテープが弱いからビリビリと外れてしまうからです。


転職してきた時はこれは衝撃でした。

ここは病院。病院で使う血圧計とは思えないモノでした。

いくら急性期ではないといっても、血圧測定の値が正確でないと意味がありません。


職場でなかなかテルモを採用されないので、しびれを切らして個人的にテルモの「エレマーノ2」を購入することにしました。


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買いました!これで仕事がはかどります。


前の病院でも実際に使っていたので、使い方は良く知っています。

使い方はとてもシンプルです。

本体真ん中の電源ボタンを一回押すと電源が入り、「ピー」「ピー」と二回音が鳴ります。

これで測定ができます。

この時液晶画面に映っている数値は、前回の測定値です。1回分のメモリー機能があるのです。


自動モードではカフを手動で握ってマンシェットを膨らませると、しぼむ時に自動で測定をしてくれます。

とてもシンプルで使いやすいのです。

説明書を読まなくても、直感的に使える優れモノです。


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ほら!ちゃんとポケットに入ります。


ポケットに入るコンパクトサイズなのもうれしい。

いつでも使いたいときにサッとポケットから取り出して使えるので、医療関係者にはうれしいですよね。


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腕にマンシェットを巻いたまま、離床のリハビリ等ができます。


血圧変動の大きい患者さんの場合、1つの動きをしたあとの血圧が気になります。

体が不安定なとき、ちょっと動いただけで血圧が大きく変わる場合があります。

そこでエレマーノ2を付けたままで、患者さんに動いてもらいます。マンシェットはただ巻いているだけなので患者さんはきつく感じません。

リハビリや離床をするときは、大変便利です。


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ちょっとした後で、またすぐ使う時はこうしています。


聴診器のように首に巻きつけられるので、すぐに両手を使うことができます。


そして測定値の正確性!

もう一度言います。誤差たったの5㎜Hg。

測定値をそのまま信用していいレベルです。なんといっても集中治療室でも使われている血圧計ですから。

出た数値を「ほんとかなぁー」と疑ったことはありませんか?

エレマーノ2なら、疑う必要はありません。


耐久性も抜群です。

メーカーによると耐久年数は5年です。

私の「エレマーノ2」は買ってまだ2年ですが、毎日のように過酷に使っていてもまったく壊れません。

せっかく買ったのですから、長持ちして欲しいですよね。

前の病院では「エレマーノ2」を5年以上、毎日使っていても壊れませんでした。

私の「エレマーノ2」もかなり期待していますよ。


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他の看護師やリハスタッフから「いいですね、欲しいなぁ」と言われました。


このように、医療現場では便利この上ない血圧計であることがお分かりいただけると思います。

これを使うともう他の血圧計では物足りなくなります。

私がそうであったように。


今現在「エレマーノ2」を病院で使っている看護師さんたちが「これが一番使いやすくて正確。信用できる」との多くの声を聴いています。


買って大正解でした。

血圧測定値が正確なので、安心して使えます。そして自分のポケットに入れておけるので、使いたいときにサッと取り出して使えるのは、ストレスフリーで快適です。


◆ まとめ。医療関係者の厳しい要求に応える使い勝手抜群の血圧計

手首で測るタイプの血圧計はおすすめしません。⇩⇩

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手首タイプはどれも正確性に欠けます。

実測値とかなり違う数値がでることは、よくあります。

ご家庭でもこのタイプはおすすめしません。

上腕で測るタイプが絶対いいです。


「エレマーノ2」を買ってから病棟にいると、他の看護師さんやリハビリスタッフから声がかかるんですよ。

「これ、いいですね。買ったんですか?」

「便利そうですね。欲しいなあ」

このような声を頂いています。


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コンパクトなので持ち運びが楽です。


見ていたら欲しくなりますよ。だって今の職場の血圧計は正確性に怪しいですから。

医療関係者でなくても、一般の方もそうですよね。

家で測る血圧なら正確でなくてもいいでしょうか?

そんなことないですよね。病院だろうが、家だろうが、血圧測定値は正確でないと困ります。気になるから測っているんですから。

すぐに壊れるのも困ります。


病院で耐えられる安心・信頼の血圧計を一般のご家庭でもおすすめします。

病院スタッフには、多くの急性期病院で使用されている信頼性のある血圧計をおすすめします。


テルモ「エレマーノ2」はこうした要求に応えられる、安心の血圧計であることを、使用している私が断言できます。



初出掲載:2019年3月7日   更新日:2019年12月2日

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