夜勤あるあるのdお話です。
よくあるのが、
「今日は暇ねー♪ コール少ないねー。このまま終わりたいなあ」 なんて言うと、先輩看護師から 「シーーー
―ッ!余計なことを言うんじゃないよ!」 と怒られる。
皆さんもよく聞きませんか?
● ジンクス① 「今夜はヒマだなあ」と言ってはいけない
これを言ってしまうとヒマが逃げる。。。。 そういう言い伝えがこの業界にあります。
「今夜はヒマだなあ」「コール少ないね」と言ってしまうと、 急にナースコールが鳴り響き、急変やら、転倒やら、なんだかんだと忙しくなる・・・・ なんと恐ろしいジンクスでしょう。
ピストンも経験をしました。
消灯時間を過ぎてしばらくしてから。 それまで全然ナースコールが鳴らなくて、静かな、穏やかな夜勤でした。
僕が悪かったんです。
つい、つい、言ってしまいました。 あの禁断の呪文を。
「いあやーー、今夜は当たりですね。全然コールが鳴らない。このまま朝までいってしまいたいなあ」
呪文が効いて、次の瞬間
「ピンピラポンポーン」(なんちゅうコール音)
キターーーーーー!!!!!
でもこのコールだけで、また静かになるさ、きっと・・・
さらに別の患者さんからもナースコール。
あああーー、ごめんなさい。(一緒に夜勤しているスタッフたちへ)
患者さんの対応をしている最中にまたナースコールが鳴る。
不思議なことに患者さんって、同じ時にナースコーを押すんです。
一人一人の患者さんはそんなこと知らないから、私一人しかナースコールを押していないと思っているから分からないでしょうけど、ナースコールを受け取る側からすると、本当に不思議なのです。
別にナースコールが嫌っていうわけではありませんよ。
重なるコールが不思議って話です。
恐るべしジンクス。
● ジンクス② 普段は静かに座っている患者さんが、なぜか動き出す
日中はナースステーションで車いすに静かに座っている患者さんがいます。
特に勝手に立ち上がって危ないこともなく、歩くのがおぼつかないのに急に立ち上がって歩き出そうとすることもなく、特に注意して目が離せないことはない静かな患者さんがいます。
自分から動こうとされないので特にセンサーなどを付けて安全確保をしていることはない患者さんです。
ところが・・・
夜ベッドで寝ていると思って安心していると、「ガチャン!!」と物音がして急いでベッドにいくと、
て、転倒しているううううーー!
なんで⁈ 普段全然動かない人なのにぃ⁈
夜勤のときに限って不思議と動かれる患者さんがいるのです。
夜勤はスタッフ数が極端に少なくなります。 だからどうしても昼間に比べて手薄になりがちです。
予め危険な行為をするかもしれないと予測される患者さんの場合は、センサーなどを用意して、転倒などを予防する策を施します。
最近はできるだけ抑制はしないでおこうという社会の流れというか、倫理観が広まっていますので、上記の患者さんのように「この患者さんは大丈夫、危なくない」とアセスメントされると抑制されないケースがあります。
でもそういう患者さんに限って、なぜか手薄になりがちな夜勤中にハッスルすることがあるんですよね。
ケガがなかったらまだ良かったです。
それだけ動けるということで、元気な証拠と喜ぶべきなのかもしれませんね。
ちなみに、こういう患者さんはナースコールを押すように指導しても、一人でベッドから出ようとしないように指導しても、まったく聞かないことがほとんどです。
それでも僕たちは粘り強く本人に指導をするのですが、結局ナースコールを押すことを根付かないことがあります。
● 夜勤あるあるのジンクスは本当か
数々の看護師サイトなどで紹介されているこの定番あるある。
その真相は?
僕の答えは、「毎月に数回はある!! ただし、誰の看護師や介護士に当たるかは運しだい」 ということです。
他にも夜勤ジンクスはあります。
今日はこの辺で。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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夜勤のあるあるジンクス!興味深く楽しく拝見しました なるほどとです 病院ならではのハプニングですね いつもお疲れ様です 今日は暇〜 言ってはいけませんね!これ分かります (^^)
私は仕事柄 夜勤などしたことはありませんが、夜突然なるナースコールは怖そうです。色々ジンクスがあるとは、しかも当たってしまうとは何かある?
科学的でないことはみんな分かっているのですが、ネタとしてそれを楽しんでいるのです(笑)。
こんにちは。
nice!&訪問していただき、ありがとうございます。
ピンキィモモ様、いつも面白く拝読しています。
コメント・nice ありがとうございます。